【ビデオ】テスラ「モデルS」の車体を延長して巨大な電動リムジンを製作中
テスラは現在、世間から多くの注目を集めている。故に、同社の電気自動車(EV)をストレッチ・リムジンに改造すれば、今日のリムジン・ビジネスで間違いなく一歩先んじることが可能だ。それを実行する米国カリフォルニア州のカスタム・リムジンビルダー「Big Limos」は、テスラ車を選択した理由に環境保護を挙げている。それは理にかなっていると言えるだろう。なぜなら、EVが今後ますます一般的になっていけば、それをリムジンに改造するノウハウは競争相手に差を付ける確実な方法となり得るからだ。

Big Limosは自社のFacebookページで、テスラ「モデルS」をリムジンに改造中の動画を公開し、見込み客にアピールしている。車体を前後に切断したあとの空間に、光り輝く新たなシートメタルを接合した姿を収めた画像もある。現在はメカニックによる内装作業が行われているそうだ。同社によれば、ダッシュボードのタッチスクリーンを含め、すべてのオプションや機能は保持されているという。完成したら、車載スクリーンに表示されるモデルSの画像も、リムジンに変更されていることを期待したい。

EVをストレッチリムジンに改造するにはどのような難問があるのかを発見することは、非常に興味深い。Big Limosは以前にも日産「リーフ」をストレッチリムジンに改造したことがあり、その際もメカニックは様々なことを学んだという。同社CEOのMike Walstrom氏によれば、モデルSに採用されている電気テクノロジーを対応させるのが大変だったそうで、この車両はテスラのサポートをまだ得られていないそうだ。だが、今後の生産分についてはサポートを取り付けるよう交渉中とのこと。なお、本件について米国版Autoblogからテスラにコメントを求めたが、回答はなかった。

モデルSのストレッチリムジンへの改造費用は、オプションによって変動するが現時点では10万~20万ドル(1,090~2,190万円)になる見込みだ。もちろん、この費用にモデル S本体の価格は含まれていない。Big Limosは、オプションとしてガルウィングドアを用意する可能性についても言及しており、実現すればこのスーパーロングなモデルSに「モデルX」のような魅力も加わることになるだろう。




By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー