スバル、マン島の最速記録更新に向けて製作された「WRX STI」を公開
先日、英国のレーシング・コンストラクターであるプロドライブが、マン島TTスネーフェル・マウンテン・コースにおける記録更新のために製作したスバルWRX STI」を発表したとお伝えしたが、4月15日にはスバル オブ アメリカが公式TwitterFacebookで、そのマン島タイムアタック用車両の画像を公開した。そのステアリングを握り、37.7マイル(約60km)のコース・レコード更新に挑むドライバーは、今回も英国の元ラリー・チャンピオン、マーク・ヒギンズ。彼は2011年2014年にも記録を更新しており、最新の記録では19分15秒9というタイムを達成している。

プロドライブが手掛けた新しいWRX STIは、「以前のクルマよりもかなり速くなるだろう」とスバル オブ アメリカの広報担当マネージャーであるドミニク・インファンテ氏は語る。というのも、これまでの記録挑戦で使われたクルマは、市販されているWRX STIのダンパーとスプリングを変更し、安全装備を追加しただけだったが、今回使用するのは完全にリビルドされた専用の競技車両だ。エンジンやエアロダイナミクスに施された改良などのスペックについては、後ほど公式発表で明らかにされるだろう。

マン島ツーリスト・トロフィ(TT)は、英国グレート・ブリテン島とアイルランドの間に浮かぶマン島で毎年開催されるオートバイのタイムアタック・レースで、今年は5月28日~6月10日に開催される。マン島では公認の4輪のレースは開催されないため、スバルは本質的にファンを楽しませるためにこのコースを走ってくれる。下にご紹介する2014年の車載映像のように、今回も素晴らしい走りが期待できるだろう。果たして、新しいWRX STIは19分の壁を破れるだろうか。大いに注目しよう。


By Michael Austin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー