Autoblog記者たちが、新型フォード「GT」を自分好みにコンフィギュレーターでカスタマイズ
フォード公式サイトに、新型スーパーカー「GT」のコンフィギュレーターが登場した。この日、米国版Autoblogでは記者同士で互いに自分の(仮想の)フォード GTのカッコ良さを競い合い、コンフィギュレーターの操作に午前中を費やしてしまった。つまり、あまり生産的な時間を過ごしたとは言えない。そこで今回は、彼らが理想とするフォードGTの仕様を順番にご紹介し、皆さんにもそんな非生産的かつすこぶる楽しい時間の過ごし方をご提案したいと思う。

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コンフィギュレーターに用意された選択肢はそれほど多くない。目に見える部分では、ボディカラー、ストライプ、ホイール、トリム(前後と両サイドのスポイラー部)の仕上げ、ブレーキ・キャリパー、インテリアのテーマが選べる程度だ。けれども、あれこれと組み合わせを考えるのは実に楽しい。なお、我々の意見で1つだけ一致したのは、「GTはカーボンファイバー製のホイールを履くべき」ということ。仕上げはマットでもグロスでも、どちらでも構わない。もっとも、我々は自分で選んだボディ・カラーにどちらが合うか、必死に考えたが。それぞれの画像を順にご覧いただければ、誰が正しくて誰が間違っているか、お分かりいただけるだろう。ちなみに、コンフィギュレーターに使用されている背景画像は、ミシガン州デトロイトにある国内最大級の市場「イースタン・マーケット」だ。花や商品を陳列した屋台が並んでいないので、恐らく気づかない方も多いだろう。


Alex Kierstein
新型フォード GTは、45万ドル(約4,900万円)という価格の割には、今のところコンフィギュレーターに用意されているオプションが確かに少ない。だが、選択肢にある8色の中では、リキッド・ブルーがこのクルマの複雑な形状に断然合っていると思う。レッドやイエローは、どうもしっくり来ない。マットなアクセントは気に入ったし、もし買うとすればGTのようなコンポジット製ボディのスーパーカーにこそ完璧に合うカーボンファイバー・ホイールを選びたい。ストライプ? 反対するつもりはないが、ただ自分好みではない。エクステリアのカラーを少しインテリアに取り入れると趣味が良いと常に思っているのだが、インテリアのスタイリング・オプションが少ないのは非常に残念だ。どのインテリア・カラーを選んでも、単調な印象となってしまう。


Mike Austin
ミシガン大学の卒業生として、また同窓である米国版Autoblogのエグゼクティブ・プロデューサーも崇拝している、同校のフットボール・チームのヘッドコーチ、ジム・ハーボー氏にリスペクトを示すべく、できる限りチームカラーのイエロー×ブルーに近いフォード GTを作ってみた。まさにGTはハーボー氏のようなスーパーカーだ。ハイブリッドのパワートレインも4輪駆動も必要ない。ウルヴァリンズを率いるハーボー氏のように、しっかりした基礎と断固として突き進む姿勢がある。唯一残念だったのが、インテリアにイエローが使用できなかったこと。もうひとつ言っておきたいのは、カーボンファイバー製のホイールは標準装備にするべきだ。あえてアロイホイールを選ぶGTオーナーなんて、いないだろう。


Jeremy Korzeniewski
フェラーリに一発喰らわせたいか? フォードはそう思うだろう。そして、実際にそうしてきた。「フェラーリをその得意分野で打ち負かす」という目標を胸に、クルマとドライバーを(友好関係にあるシェルビーの手も借りつつ)ヨーロッパに送り込んだ。オリジナルの「GT40」はル・マン24時間レースで、1966年~1969年に掛けて4年連続で、それまで圧倒的強さを誇ったフェラーリに勝ったのだ。そこで私は新型フォード GTを真っ赤にペイントすることで、過去のライバル関係を連想させることにした。少しアメリカナイズするために、ベースより明るい赤色のストライプを加え、ボディワークの下部やホイールはマット仕上げのカーボンファイバーを選んだ。"ブルー・オーバル"ならぬ"レッド・オーバル"と呼びたくなるかもしれないが、私なら"プランシング・ホース(跳ね馬)"ならぬ"プランシング・フォード"と名付けたい。


David Gluckman
かなりシンプルな仕上がりになったが、実はエクステリアのカラーを決めるのにずいぶんと悩んでしまったのだ。どの色も良いのだが、Alexが言うように黄色だけは少し変な感じがする(Mikeのハーボー氏風には申し訳ないが)。ストライプは、おそらくボンネットの大きなスクープを避けるためだろう、細すぎるように感じられたので入れるのをやめた。この画像では分からないが、インテリアはオレンジ色のアクセントを選んだ。それならAlexが言うような単調な印象にはならないはずだ。


Hirokazu Kusakabe (Autoblog Japan)
ボディ・カラーはガルフ・ブルーが用意されていなかったので(オレンジ色のストライプはあるのに...)、懐古調は諦めてぐっとモダンなマット・ブラックを選んだ。前後スポイラーやホイールは、逆に光沢仕上げのカーボンで、ジミハデ系を狙ったつもり。ストライプはDavidが言うように細すぎるけれど、これがないフォードGTはなんとなく"未完成"な気がしてしまうので、あまり目立たないグレーで入れてみた。ただ、そのままではインパクトが弱いから、ブレーキ・キャリパーとインテリアに敢えてオレンジのアクセントを組み合わせる。米国人スタッフが選びそうもないカラースキムになったのではないかと密かに自負しています。


実車の映像
最後に新型フォード GTを全方向から撮影した映像をアップした。ぜひ全画面表示で、エクステリアからインテリアまで余すところなく堪能し、"もし自分がフォードGTのオーナーになるなら"とイマジネーションを拡げてみてほしい。

フォード GT コンフィギュレーターは以下のURLから
https://www.ford.com/performance/gt/





By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー