バレンティーノ・ロッシ、自身のチームを来年のMotoGPに参戦させようと奮闘中?
コラムニストのアーネスト・リベラス氏によると、MotoGPのレジェンド・ライダーであるバレンティーノ・ロッシが、来年のMotoGPに自身のチームを参戦させようと奮闘しているという。

来年は3つのMotoGP出場権が追加され、グリッド数が24台に増加する。3つの出場権のうち2つはKTMの新たなワークス・チームが獲得済みだ。

最後の出場枠を巡っては、ホンダのサテライト・チームであるLCRの追加枠となるか、あるいはシト・ポンスのチームがこのトップクラス・レースへ復帰することになるかと、注目が集まっている。

しかし、先日行われた第3戦アメリカGP公式予選のフリー走行中に、リベラス氏はスペインの『Movistar TV』で行っていた解説の中で、ロッシが自身のチームでその枠を獲得することを狙っていると明かした。

ロッシ本人は2017-18年シーズンに向けて、ヤマハとの2年契約を更新したばかりだ。

ロッシがチームオーナーとして参戦する場合には、ファクトリーのサポートを受けるためヤマハ「M1」を選択するか、彼のMoto3チームにマシンを供給するKTMを選び、3台目のKTMとして参戦することが考えられる。

2輪レース界の重鎮

37歳のロッシは、MotoGPにおけるキャリアの終焉に向かいながらも、2輪レース界の中心的人物であることに変わりはない。

ロッシの立ち上げた「スカイ・レーシング・チーム VR46」は現在Moto3クラスに参戦しており、彼が引退後もバイク・レースに関わっていく主な活動の場となりそうだ。

2014年にイタリアの若手ライダーたちにチャンスを提供する目的で結成されたチーム VR46は、過去2シーズンでロマーノ・フェナティがライダーとしてのキャリアを築き、今シーズンはアンドレア・ミニョ、ニコロ・ブレガも参戦。元ライダーのパブロ・ニエトがマネージャーを務めている。

とはいえ、ロッシが主宰する若手ライダー支援組織「VR46 ライダーズ・アカデミー」のメンバーにとってMotoGPは早すぎる舞台なので、新チームでは手始めに熟練のMotoGPライダーが起用されることが予想される。

2014年の序盤に、ロッシは自身のMoto3チームについて、こう語っている。「このチームは1年ほど前に立ち上げた。まだ様々な面で改善が必要だけど、順調に成果を出している」。

ロッシは以前、自身のチームをMotoGPに参戦させることについて否定していた。3月には「MotoGPとなると世界が違ってくるから、あまり意識していない」と、イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』に語っている。

「Moto2やMoto3で、満足のいくレースを披露できる。もちろん、努力はいるけどね」。

注:この記事は、モータースポーツの最新情報や写真、ビデオをお届けする『Motorsport.com』に掲載されたCharles Bradley記者による記事を転載したもの。

By Motorsport.com
翻訳:日本映像翻訳アカデミー