【ビデオ】フォード、ピックアップトラックの牽引性能をテストする新型デバイスを公開
ヘビーデューティーなピックアップトラックの顧客は、荷物を載せたトレーラーを牽引しながら急な傾斜の坂道を上ることができるモデルを求めるものだ。では、メーカーはどうやって自社の製品がそんな使用に応えられるかどうかを検証するのか、考えてみたことはあるだろうか? フォードは、平坦な道でも30%勾配の負荷を再現できるハイテク・トレーラーを開発し、テスト中のトラックにこれを牽引させることで、同社のアリゾナ州にある性能試験場が全くの平地であるという問題を解決した。

このトレーラーは内部に動力計(ダイナモメータ)を搭載しており、最大5,620ポンド(およそ2.6トン)の抵抗力を発生させて急勾配での負荷を再現する。さらに、米国自動車業界の標準牽引規格試験の基準に使われるデービスダムや、急勾配で知られるタウネ・パスなどの実在の場所の勾配データを入力することも可能だ。プロトタイプのトラックを一般の好奇の目にさらすことなく、自社専用の試験場で、このような難易度の高い環境での走行試験を実施できるというわけだ。

フォードがプロモーション用に制作した下のビデオでは、この装置を実際に走行試験で使用している模様が紹介されている。テスト・ドライバーがトラックの運転席で負荷を調整している様子も確認できるだろう。フォードにはこれまで25年間、同じ様な試験機材を使用していたのだが、これがいとも簡単に新型「Fシリーズ スーパーデューティ」に引っ張られてしまった。そのため、エンジニアがより強力なシステムを開発したのだそうだ。




by Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー