BMW、60台の限定モデル「M4 CS」をスペインのみで販売!
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BMWスペインは、「M4 クーペ」の限定モデル「M4 CS」を発表した。「M4 GTS」を快適にしたバージョン(後部座席つき)で、わずか60台の限定生産となる。あのハードコアなGTSよりもレアものだ。だが、指をくわえて見ているしかないと思う前にちょっと考えていただきたい。米国にはCSに近い特別仕様のM4があり、そちらの方が優れているかもしれないからだ。今回は、その理由を詳しく説明しつつ、同車の紹介をさせて頂こう。

20インチのタイヤ、アダプティブMサスペンションを装備したM4 CSは、「よりパワフル」だとされているが、正確な最高出力の数値は明らかにされていない。だが我々は、GTSのウォーター・インジェクションを採用し493hpを発揮するクレージーなエンジンではないと見ている。事実、BMWの米国法人が1月に発表した5,500ドル(約60万円)のコンペティション・パッケージにそっくりなのだ。「M3」「M4」向けの同パッケージは多くのCSと同じ装備が含まれ、最高出力が425hpから444hpに向上されている。

とはいえ、M4 CSにもうらやましいと認めなければならない部分が1つある。プレスリリースによれば「エクステリアの各部にCFRP(カーボンファイバー)素材を使用」とあるで、スタンダードなM4に比べ車両重量は軽くなっているだろう。ティーザー写真を見る限り、CSはGTSのリアウイングも装備しているようだ。

スペインの幸運な顧客が標準装備として手に入れられるカーボンセラミック製のブレーキは、米国でも単独のオプションとして8,150ドル(約88万円)でオーダー可能。M4 CSは7速デュアルクラッチ式ATのみだが、米国ではマニュアルも選べる。つまり、素敵なボディー・キット以外は、米国のM4でもすべての装備やMTシフトまで手に入れられるのだ。しかもスペインのM4 CSよりも、価格ははるかに安いだろう。加えて4ドアのM3だってある。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、アメリカン・プロレスのファンにはお馴染みのあの人物の画像とともにあえて言わせてもらおう。アメリカ万歳!


By Michael Austin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー