テスラ、「自信過剰」によって「モデルX」の生産が滞ったことを認める
テスラの直近の四半期売上げに関して、良いニュースと悪いニュースがある。筆者は最初にデザートを食べたい派なので、まず良いニュースからお伝えしよう。新型クロスオーバー「モデルX」の販売台数は、2015年の第4四半期が208台だったのに対し、2016年の第1四半期は2,400台まで跳ね上がった。この事実は、「2016年の第1四半期の総販売台数が前期比で2,600台以上減った」という、相対的に見ると"些細な悪いニュース"を補って余りあるものだ。

筆者に対して、「そんなに大幅に落ち込んだのに、"些細な"悪いニュースとはどういうこと?」と思う方もいるだろう。テスラは販売台数が減った原因について、新型車モデルXの"深刻な"部品不足としている。同社は3月末までに毎週750台のモデルXを製造していたというが、この部品不足が1月と2月の販売台数に影響したようだ。公式発表によると「過剰な自信ゆえにバージョン1のモデルXに新たなテクノロジーを盛り込み過ぎた」とのこと。さらに、特定の部品については自社工場に生産する能力がないことを挙げている。テスラがこうした率直な言葉で部品不足の事実を語るとは驚きだ。

モデルS」に関しては、2015年の受注台数は前年同期比で45%アップし、納車台数も前年同期の1万30台から1万2,420台に上昇した。モデルSの受注および納車における劇的な台数増加と、モデルXがどうにか生産再開にこぎつけたことによって、このカリフォルニアに拠点を置くEVメーカーの第2四半期は大きな成果を期待できるだろう。

公式サイトのプレスリリース(英語)もご覧いただきたい。

By:Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー