テスラの新型EV「モデル3」、予約受注台数はイーロン・マスクCEOの予想を遥かに上回る
テスラが「モデル3」の予約台数を低く見積もっていたと聞いても驚くことはないだろう。とはいえ、その予想はあまりにも少なすぎたようだ。イーロン・マスクCEOは、同社初となる手頃な価格の電気自動車(EV)の予約台数について、実際に受注した台数(4月2日までに27万6,000件)の半分から4分の1くらいを予想していたとTwitterで明かした。また、マスク氏は店頭に顧客が並んだとしても、1店舗につき「20~30人程度」の行列になると考えていた。しかし実際には、いくつかの店舗で数百人が列をなす結果となった。テスラは感謝の印として、直接店舗に足を運び並んでくれた顧客には、予約で得られる特典に加えて、さらに追加特典を進呈する予定だ。

テスラがこの展開に喜んでいることは間違いない。だが一方で、いくつかの懸念も生じてくる。テスラがすべての注文に対応するには、かなりの期間を要するのではないだろうか。また、米国ではEVに対する7,500ドル(約84万円)の連邦税控除(自動車メーカー1社の米国でのEV販売台数が20万台に達した時点で控除額が当初の50%に縮小される。2四半期経つと25%、さらに2四半期経つと控除なし)があるが、これがなくなっても需要は続くのだろうか。テスラにとっては嬉しい悲鳴かもしれないが、顧客が数か月も待った挙句、当初の見積もりより多い金額を支払うような羽目になる可能性を考えれば、楽観的ではいられないだろう。

Lara Karr @34thrain
「モデル3公開前は予約台数をどれくらいに見積もってた?」

Elon Musk
「実際に受注した台数の4分の1~2分の1ほどかな。社内の誰もが実車を公開するまで、こんなに多くなると予想していなかった」 Elon Musk
「店頭に並んでくれたお客様には感謝の印として特典をメールでお知らせするよ。20~30人の行列を予想していたけど、800人なんて信じられない。特典はすでに発注済みだ」

注:この記事は米国版『Engadget』に掲載されたJon Fingas記者の記事を転載したもの。


By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー