トヨタ「プリウス」が米国IIHSの最高安全評価「トップセーフティピック+」を獲得
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2016年モデルのトヨタ「プリウス」が、米国道路安全保険協会(IIHS)による衝突試験で最高評価のトップセーフティピック+(TSP+)」を獲得した。この新型ハイブリッドのデザインには賛否両論があるかもしれないが、IIHSから最高の栄誉を勝ち取るだけの安全性は確保している。

プリウスが、極めて厳しいことで知られるスモールオーバーラップ衝突試験(車体前面の運転席側25%を約64km/hでバリアに衝突させる)で最高評価の「Good(優)」を得た理由には、車内への割り込みを最大でわずか2インチ(約5cm)にとどめてドライバーの生存空間を保ったことが挙げられる。また、フロントとサイドに装備されたカーテン・エアバッグが、頭部への衝撃を軽減し、車両の構造材から保護する。さらにIIHSは下肢の負傷リスクも低いと判定した。先代プリウスは同一の試験において「Acceptable(良)」だったが、新型はそれを上回る好評価となった。

IIHSは、2016年モデルのプリウスにオプション装備となる前面衝突予防システムの性能試験も併せて実施。12mph(約20km/h)と25mph(約40m/h)の速度で走行時における衝突回避機能を検証し、こちらも最高評価の「Superior(スーペリア)」を与えた。なお、TSP+に選ばれるには、この試験でスーペリアか「Advanced(アドバンスト)」の評価を得る必要がある。先代プリウスは、「アドバンスト」の判定だった。

デザインさえ気にしなければ、2016年モデルのプリウスは安全性だけでなく、より多くのメリットを顧客に提供してくれる。同車の燃費は市街地54pmg(約22.9km/L)、高速道路50mpg(約21.2km/L)、複合52mpg(約22.1km/L)だ。また、ハンドリングが先代よりはるかに優れていることも我々が試乗した際に確認済みだ。

それでは、下の動画で衝突試験の様子をチェックしてみよう。プリウスの見た目が好きでないという人も、壁にぶつかることによってあなた好みのスタイリングになるかもしれないので、ぜひご覧いただきたい。





By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー