次世代型の日産「GT-R」はハイブリッド・ハイパーカーの領域に...!?
日産「GT-R」の次期型に関する情報は未だほとんど謎に包まれたままだ。しかし、少なくとも予想されていることが1つある。それは数年のうちにハイブリッド・パワートレインに移行するというものだ。とは言っても、決してGT-Rがソフトな環境路線に転じるわけではない。日産はポルシェ918スパイダー」やマクラーレンP1」のようなハイブリッド・ハイパーカーをパフォーマンスのターゲットに見据えているということである。

カナダの自動車メディア『AutoGuide』は、北米GT-Rオーナーズ・クラブの共同設立者で日産「GT-R NISMO」を所有した最初のアメリカ人として知られるマット・マックロー氏の言葉を、その話題について詳しい人物のものとして引用している。2020年モデルとして登場が期待される次世代型GT-Rは、ハイブリッド・パワートレインを採用するだけでなく、現行モデルよりグランド・ツーリングカー的な要素が減り、車高が低いアグレッシブなスーパー・スポーツになるという。マックロー氏も他の多くの人々と同様に、次期型GT-Rの外観は昨年の秋に公開された「日産コンセプト2020ビジョン グランツーリスモ」から大きく影響を受けたものになるだろうと考えている。性能と合わせて価格も上級移行し、現行の10万〜11万ドル(1,120万〜1,230万円)から、次期型では15万~20万ドル(約1,670~2,230万円)になると予想しているという。「少なくとも15万ドル以下になるとは思わない」とマックロー氏は語っている。米国版Autoblogは先月末に北米日産の代表者にコメントを求めたが、回答は得られていない。

2007年に第3世代のGT-Rを発表した日産は、今年のニューヨーク国際オートショーで2017年バージョンを発表4月1日には日本でも先行公開されている)。今回の改良によって、3.8リッターV6ツインターボ・エンジンは最高出力565hp、最大トルク64.6kgmに向上し、ボディも空力や冷却性能を高めるために各部が変更された。

その一方で、テキサスにあるチューニング・ショップ「T1レース・ディベロップメント」のトニー・パロ氏は、すでにGT-Rの性能をスーパーカーの領域にまで引き上げている。日本の自動車情報誌『モーターヘッド』は、強力にチューンされたGT-Rがシャシー・ダイナモメーター上で2,200hp近くを叩き出す様子を公開(パロ氏によるともっとパワーが出るそうだ)。この"テキサス・ゴジラ"は1/2マイル(約805m)で235mph(378.2km/h)を超えるという。




By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー