メルセデス・ベンツ日本株式会社は、メルセデス・ベンツの最高級クロスカントリービークル「Gクラス」の特別仕様車「G 550 4x4²フォー・バイ・フォー スクエアード) 」を4月4日発表した。

『4×4』と記すとイメージしやすいが、4月4日は『四輪駆動の日』(とこの度、記念日制定・登録されたそうだ:末尾に詳細追記)。


この日にあわせて、メルセデス " 四輪駆動の頂点 " G 550 4x4² は、ダイムラー本社よりGクラス統括責任者 Dr.Gunnar Guthenke氏(写真)を迎え、発表となった。

G 550 4x4²は、4月4日から5月31日までの期間限定で全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークにて注文受付を開始。
この特別仕様車の販売は、アジアでは日本のみとなる。(4月4日時点)

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Gクラスは1979年に発売されて以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適のパワートレイン、装備を加えながら進化を続け、一時的な流行とは無縁の強烈な個性と圧倒的なオフロード性能により、登場から37年を経た現在も強いこだわりを持つユーザーに強く支持されている、四輪駆動の頂点を極めたモデル。


「G 550 4x4²」は、この37年におよぶGクラスの歴史において培った特殊車両技術を惜しみなく投入した究極のオフローダーだ。

コンセプトはシンプルで、全輪駆動パワートレインを各ホイールに2本ずつ装着されるスプリング/ダンパーストラットと可変ダンパーシステムから構成される新開発のラリー強化仕様ツインサスペンションやGクラスの量産ボディと組み合わせたことだ。
アクスルやサスペンションの最適化などにより、砂地、岩場、水溜まりといった悪路に加え、通常モデルとほぼ変わらないボディにより、街中でも快適なクルージングが可能、「あらゆる道」を走破できるモデルだ。


防弾仕様車の技術をベースにした「ポータルアクスル」の採用により、最低地上高460mm、渡河深度1,000mmと、G 550に比べ大幅に走破性が向上した。(G 550: 最低地上高 235mm/渡河深度 600mm)
ポータルアクスルによって、ベースモデルの車軸位置を変えることなく最低地上高を高くすることが可能となった。これによって、サスペンション固定ポイントやステアリング接続部などの位置は一定となる。


シャーシは量産の Gクラスをベースにしており、オンロード、オフロードのいずれにおいてもラリースポーツ由来の新しい可変ダンパーシステム「ラリー強化仕様ツインサスペンション」がスポーティな運動特性と落ち着きある快適性を高次元で両立。各ホイールに、平行する 2本のスプリング/ダンパーストラットを搭載した。
一方のスプリング/ダンパーストラットは、固定された減衰特性で通常どおりに動作するが、もう一方のストラットは電子制御可変ダンパーを採用しており、走行状況に応じて減衰特性全体を変更する。

この構成によって、スポーツモードとコンフォートモードの間でキングピン傾角を大きく取ることが可能となった。
モードの切り替えはセンターコンソールのボタンで行う。また、両モードの切り替え時間は、1秒以内の速さで完了する。

Mercededes-Benz G550 4x4² Mercededes-Benz G550 4x4²
スポーツモードでは、ダンピング特性が大幅に引き締められるため、コーナリングの際も速度を保ったままダイナミックに走行可能。
一方、快適なクルージングを楽しみたい場合は、コンフォートモードに切り替えることで、路面のあらゆる凹凸を滑らかに吸収できる。
ただし、急激な回避操作など限界に近い状況では、自動的に硬い設定に切り替わり、最大限の走行安定性を確保する。また、コンフォートモードは接地性が向上することから、オフロード走行にも役立つ。
すなわち、起伏の激しいオフロード面でも、トラクションを得ることができる。

心臓部には「Mercedes-AMG GT」や「Mercedes-AMG C 63」に搭載されているAMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジンをベースに新開発されたM176型エンジンを搭載。
最高出力421PS/310kW、最大トルク610Nmを発揮する。
また、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)により、環境性能の向上も図った。
このエンジンは、2基のターボチャージャーをV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトを採用し、エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸気経路が最適化され、優れたレスポンスを実現する。
また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE®摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減するとともにエンジンの軽量化にも貢献している。


G 550 4x4² は、その卓越した走行性能をオフロードだけではなくオンロードでも発揮。
ポータルアクスルにより、トレッドが1,774mm(ノーマル比+229mm)とかなり広くなったため、325/55 R22サイズの大きなタイヤと"スポーツモード"を搭載する可変ダンパーシステムの採用により、コーナリングにおいてもスポーツカーのようなダイナミックな走りを提供する。

オフロードにおいても、フルタイム四輪駆動、トランスファーケースによるクロスカントリーギア、ポータルアクスル、走行中にロック可能な3つのディファレンシャルなど、これだけの組み合わせは通常のクロスカントリービークルでは例を見ないものであり、あらゆる条件の下で圧倒的な走破性能を発揮する。

インテリアは、シートとドアパネルにdesignoレザー ブラック/ダイヤモンドステッチ入りDINAMICAブラックマイクロファイバーを、ドアハンドル、ダッシュボードやヘッドレストには、ホワイトステッチ入りdesignoレザーを採用。

ボディカラーは本モデル専用色エレクトリックビームを含む4色を設定している。


また、少量限定生産モデルであるにもかかわらず、日本仕様専用装備として、COMANDディスプレイやインストゥルメントクラスター内表示の日本語対応はもちろんのこと、日本の道路事情を考慮し360°カメラシステム、パークトロニックなど本国仕様には存在しない装備も装着した。

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■消費税込み価格等


詳細は以下、スペシャルサイトをご覧いただきたい。

■The new G 550 4x4² スペシャルサイトサイト
http://www.mercedes-benz.jp/lp/G550_4x4_Squared/

■メルセデス・ベンツ 公式サイト
http://www.mercedes-benz.co.jp/


「四輪駆動の日」制定について

メルセデス・ベンツ日本株式会社は、一般社団法人日本記念日協会の認定を受け、4月4日が「四輪駆動の日」として記念日制定、登録された。
ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト(現:ダイムラー社)は、1903年に四輪駆動(全輪駆動)システムの基礎となるテクノロジーを世界で初めて開発し、1907年には世界初となる四輪駆動システムを備えた乗用車の開発に成功した。
四輪駆動車の世界共通の呼称である「4×4」にちなみ、4月4日が「四輪駆動の日」として制定される運びとなった。