ダッジ「チャレンジャー SRT ヘルキャット」が、氷上で274.56km/hという最高速度を達成!
ダッジ「チャレンジャー SRT ヘルキャット」が、スウェーデンの首都ストックホルムから2時間以上北に向かった郊外で行われた「Årsunda Speed Weekend」で、氷上における最高速度記録に挑んだ。このクルマは凍った路面でグリップを得るために装着したスパイクタイヤを除けば基本的にノーマルだというが、どうやら氷上で707馬力のマッスルカーを高速で真っ直ぐに走らせるためには、鉄製のスタッドや慎重なアクセル・ワーク以上のものが求められるようだ。

まずはドライバーを務めたアレックス・ダニエルソンが、コースから逸れようとするヘルキャットの走りを安定させるため、いかにステアリングを細かく左右に切っているかを見てほしい。幸運にもそれをやってのける技能を持ち合わせていたこのドライバーは、スウェーデン出身(であるが故に、この世の物とは思えないような氷の上をドライブする能力を生まれながらにして授かっている)というだけでなく、競争の激しいフォーミュラ・ルノー3.5シリーズで2006年にチャンピオンに輝いた人物である。

最終的にダニエルソンは、274.56km/hという最高速度を達成した。映像では"世界記録"としているが、残念ながらこれは非公式のものである(そしてあくまでも、ダッジ チャレンジャーとしての最高記録だ)。ベントレーの「コンチネンタル・スーパースポーツ・コンバーチブル」による330.695km/hという記録にはだいぶ劣るものの、あのクルマはヘルキャットよりも若干馬力が低く、しかも4輪駆動の恩恵を受けている。この種の滑りやすい路面状況においては大きな違いがあると言えるだろう。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー