【NYオートショー2016】メルセデス・ベンツ、クーペ型SUVのニュー・モデル「GLCクーペ」を公開
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どんなに我々が暴れ泣きわめいて懇願しても、車高の高い4ドアの"クーペSUV"はなくならない。なくなるどころか、逆に増えてきている。そして成長著しいこの"なんでも屋"的なボディ・スタイルのセグメントに加わった最新のモデルが、メルセデス・ベンツの「GLCクーペ」だ。

サプライズはほとんどないと言ってよい。メルセデスは、1年ほど前に「コンセプト GLCクーペ」を発表しており、その市販化をほのめかしていたからだ。今回発表された量産モデルも、上海モーターショーに出展されたネオンイエローのコンセプトカーとほとんど変わりがない。バルクヘッドから前は「GLCクラス」と共通のハンサムな顔を持つ。しかしルーフラインは「GLEクーペ」と同様、リアに向かって傾斜したアグレッシブなスタイルで、後ろ姿には「Sクラス クーペ」の影響が窺える。サイドに回り込む細長いテールライトは上端がクロームで縁取られ、リアデッキには一体型のダックスポイラーが備わる。まだ実車は見ていないのだが、写真を見る限りは対抗車であるBMW「X4」よりも出来映えが良いように思われる。

ボンネットの中身はGLCクーペの外見から想像する通りだ。「GLC 250 4MATIC クーペ」は最高出力211psと最大トルク35.7kgを発生する2.0リッターの直列4気筒ターボを搭載し、BMW「X4 M40i」に対向する「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC クーペ」は、最高出力367ps、最大トルク53.0kgmを発揮する3.0リッターV型6気筒ツインターボが搭載されている。どちらのエンジンも、メルセデスの新しい9速AT「9G-TRONIC」が組み合わされる。これもGLCクラスで既におなじみだ。他にも欧州では220dと250dという2つのディーゼルも用意される。さらにプラグインハイブリッドの「GLC 350 e 4MATIC クーペ」も加わるという。

発売は欧州が2016年秋から、米国では2017年初めにディーラーに並ぶ予定だ。



By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー