フォード、レンタカー専用の高性能モデル「シェルビー GT-H」を発表
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フォードシェルビー・アメリカン、そしてレンタカー会社のハーツが、有名な1966年型「シェルビー GT350-H」のスピリットを現代に受け継ぐ「マスタング」、2016年型フォード「シェルビー GT-H」をニューヨーク国際オートショーで発表した。シェルビー GT350-Hは、シェルビーとハーツが始めた高性能車を貸し出すレンタカー・プログラム「レンタレーサー(Rent-A-Racer)」のために製造された特別なモデルだった。今年は、その50周年のアニバーサリーであり、同じくレンタル専用に作られた2006年型「シェルビー GT-H」のデビューから10年の節目にもあたる。



最新のGT-Hは、2016年型「マスタング GT」がベース。黒いボディのボンネットと両サイドにゴールドのストライプが入るという、1966年型オリジナルのクラシックなカラーリングはそのまま引き継がれている。これにシェルビー・アメリカンは、ベントの開いたボンネットや、カーボンファイバー製フロントスプリッター、リアスポイラーを含むアグレッシブなボディ・キットを装着。グリルとトランクリッドに取り付けられたGT-Hのバッジは、このマスタングが特別であることの証だ。インテリアも、ヘッドレストやシルプレート、フロアマットにロゴが施されている。

レンタレーサーの志を引き継ぐには、マスタングにさらなるパフォーマンスの向上が求められる。GT-Hは5.0リッターV型8気筒エンジンがより素晴らしいサウンドを奏でるように、フォード・パフォーマンス製のキャットバックエキゾーストが装着された。さらにローダウン・スプリングや特別に調整されたダンパー、スウェイバーなどで構成される「フォード・レーシング・ハンドリング・パック」を組み込むことで、コーナリング性能も向上。センターキャップにGT-Hのロゴが入ったマットブラックの19インチ・ホイールには、前255/40ZR19、後275/40ZR19というサイズのミシュラン製「パイロットスポーツ」タイヤを履く。フォード広報担当のマット・リーヴァー氏から聞いた話によれば、正式な出力は最終調整中であり、ギアボックスはオートマチックになるとのことだ。

シェルビー・アメリカンは、140台の2016年型GT-Hを生産する予定。米国ではメモリアルデー(5月最終月曜日の戦没将兵追悼記念日)の週末から、「ハーツ・アドレナリン・コレクション」のラインナップとして複数の空港で借りることができる。ハーツの広報担当を務めるローレン・ラスター氏に尋ねたところ、「レンタル料金はまだ未定」とのことだった。妥当な料金であれば、特別なマスタングで穏やかな気候を楽しむという、エキサイティングな連休が過ごせるだろう。詳細はハーツ公式サイトの専用ページをご覧いただきたい。


By: Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー