レッドブル、F1のコクピット防護システムとして考案したキャノピーのデザインを公開
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レッドブル・レーシングは、F1マシンのコックピット防護システムとして提案しているキャノピー型システムの公式画像を初めて公開した。来月にはF1マシンに装着してテスト走行を行う予定だという。

『Motorsport.com』は先週、レッドブルがデザインした最初のコンセプト・スケッチを紹介した。このデザインは、2017年の導入に向けて準備が進められているメルセデスフェラーリによる"Halo(暈)"型コクピット防護システムの代替案として、レッドブルが提案しているものだ。

レッドブルは近々、このキャノピー型システムをショーカーとして使用しているF1マシンに装備して、テスト走行を実施する予定だ。英国ミルトンキーンズにあるレッドブルのファクトリーで、この試作品の1つを試したというダニエル・リカルドは、その視界の良さに感心したと先週発言している。

「大型のウィンドシールド」

レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナー氏は『Motorsport.com』の取材に応じ、この代替案について「むしろオープントップ型のキャノピーだ。大型のウィンドシールドのような働きもする」と述べている。「こちらの方が外観的に洗練されており、視界も良い。国際自動車連盟(FIA)の意見を待ちたい」。

導入は2018年以降

F1レース・ディレクターのチャーリー・ホワイティング氏は、メルセデスとフェラーリのHalo型を2017年に導入する方向で進んでいると語り、たとえレッドブルの代替案の方が支持される結果になったとしても、その導入は早くても2018年になるとの考えを示している。

ホワイティング氏は、メルボルンで次のように語っている。

「レッドブル(の提案)も、1つの選択肢だ。開発は遅れており、テストもまだ行われていないものの、頭部保護を強化する有効なシステムかもしれない。ただ、Halo型は2017年に実現可能だろうと考えているが、キャノピー型の方は難しいのではないか」


本稿はモータースポーツのニュース、写真、ビデオをお届けする情報サイト『Motorsport.com』に掲載されたJonathan Noble氏による記事を転載したもの。


By Motorsport.com
翻訳:日本映像翻訳アカデミー