【ジュネーブ・モーターショー】米国版Autoblog編集者が選んだ「ジュネーブでデビューしたクルマ」ベスト5
実に多くのクルマがデビューするジュネーブ・モーターショーは異常なほどの盛況ぶりだ。主要な量販モデルに、超高速のスーパーカーや一風変わったコンセプトカー、ワンオフのコーチビルドカーなどが混在し、どんな来場者でも満足できるほど多種多様なクルマが並んでいる。

そのため、モーターショー恒例の編集者が選ぶランキングも毎回とても面白いことになる。これだけ膨大な数のクルマからお気に入りを選ぶのは至難の業なのだが、しかしいざ開票してみると、確かに我々が胸を張って最良と呼べる5台のニューカーが現れるのだ。それでは今年の上位5台を紹介しよう。

第5位 ケーニグセグ「レゲーラ」

<BRANDON TURKUSのコメント>
ケーニグセグは「レゲーラ」で次の2つのことを証明して見せた。(1)ハイパーカーの世界において、ブガッティは恐れるべきものではないこと。(2)ウルトラ・ハイパフォーマンスカーをこれまで以上に強化するなら、もはやガソリン・エンジンだけを大きくするのではなく、ハイブリッド化が有効であること。フェラーリ「ラ フェラーリ」ポルシェ「918スパイダー」マクラーレン「P1」と同様のアイディアを、さらに高度なレベルで活用したことから、それら3台と並ぶほどの意義深いモデルとなった。

第4位 シボレー「コルベット グラン スポーツ」

<ALEX KIERSTEINのコメント>
これが完璧なC7型「コルベット」なのだろうか? 「Z06」は短期間の間に騒がれるが、ありふれたクルマの1つだ。そして「LT1」エンジンはそれ自体でモンスターの資質がある。我々はマッスルカーの世界で盛んに喧伝される馬力の数値にはうんざりしているが、460hpはやはり素晴らしい数字で、ベース・モデルのC7をかなりの速さで走らせる。幅広のボディにほんの少しお金をかけて「Z07」パッケージを追加すれば、まさに最高のサーキット走行向けC7が出来上がるというわけだ。

第3位 ブガッティ「シロン」

<NOAH JOSEPHのコメント>
10年以上前に「ヴェイロン」が初公開された頃、「これを超えるものはできないだろう」と言われていた。しかし、ブガッティは1,500psの新型車「シロン」をその後継車として用意した。ただ、"スマーフ"色ではない他のカラーリングのシロンも見てみたい。

第2位 カロッツェリア・トゥーリング・スーパーレッジェーラ「ディスコ・ヴォランテ・スパイダー」

<DAVID GLUCKMANのコメント>
このクルマのフロント・フェンダーラインほど素晴らしいものはない。スパイダーの方が、先に登場したゴージャスなクーペよりもさらに良く見える。ベースとなるアルファ ロメオ「8C」がずいぶん前に生産終了していることが残念だ。次はフィアットをベースに、この5/8サイズのものを作って欲しい。

第1位 アストンマーティン「DB11」

<GREG MIGLIOREのコメント>
アストンマーティンの伝統的なスタイルを、新たな時代に向けて、見る者に感銘を与える優雅なデザインに焼き直すことに成功している。映画『007スペクター』に登場した「DB10」のことは忘れよう。ジェームズ・ボンドにはこちらのDB11の方がお似合いだ。


投票結果
ジュネーブ・モーターショーの投票は、非常に広範囲のクルマを網羅するものなので(下に記載した上位5位に入らなかったクルマも見てほしい)、1台のクルマだけが多くのポイントを集めることはあまりない。各車の獲得点数は以下の通り。上位3台はかなりの接戦だったことがお分かりだろう。

・アストンマーティン「DB11」:34点
・カロッツェリア・トゥーリング・スーパーレッジェーラ「ディスコ・ヴォランテ・スパイダー」:33点
・ブガッティ「シロン」:31点
・シボレー「コルベット グラン スポーツ」:21点
・ケーニグセグ「レゲーラ」:20点

等外賞

ジュネーブ・モーターショーに出展された数多いクルマの中には、上位5台以外にも点数を獲得したものがこれだけある。さて、皆さんのお気に入りはどれだろう?

・ボルボ「V90」:17点
ポルシェ「911 R」:16点
ホンダ「シビック ハッチバック」:13点
アバルト「124スパイダー」:12点
オペル「GTコンセプト」:11点
モーガン「EV3」:11点
・ヒュンダイ「IONIQ」:10点
ランボルギーニ「センテナリオ」:8点
フェラーリ「GTC4ルッソ」:7点
トヨタ「C-HR」:6点
マクラーレン「570GT」:6点
イタルデザイン「GTZero」コンセプト:5点
・リマック「コンセプトS」:4点
フォード「フィエスタST200」:4点
・DS「E-Tense」コンセプト:2点
アウディ「S4アヴァント」:2点
ジャガー「FタイプSVR」:2点

By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー