フェラーリ・クラシケが、火災で損傷したフェラーリ「225E」を2年掛かりで見事に修復!
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まずは、写真のクラシックなフェラーリをご覧いただきたい。素晴らしいコンディションに見えるのではないだろうか。ところが実はこのクルマ、数年前まで火災による損傷で深刻な状態にあったのだ。フェラーリ社内のレストア部門「フェラーリ・クラシケ」が2年間にわたる大掛かりな修復作業を終えて、この1952年製「225E」をまるで新車同様(またはそれ以上)に甦らせた。

この225Eはフェラーリが作り出した初期のスポーツカーの1台で、創業からわずか5年後に生産されたもの。最初のオーナーとなるアントニオ・ステルツィ伯爵のもとへ届けられ、イタリアの伝説的な自動車レース「ミッレミリア」でレース・デビューを飾った。続いてボルツァーノ-メンドラのヒルクライムやモンツァのコッパ・インター・ヨーロッパなどいくつものレースで優勝したが、何度かオーナーが変わった後、火災による重大な損傷を受けたという。

それから数十年の間、225Eを走れる状態に戻すための修復が何度か試みられたが、このたび現在のオーナーであるアルゼンチンのコレクターがフェラーリ・クラシケ部門に完全なレストアを委託し、往時の輝きを取り戻すことになった。同部門は実に2年の歳月を費やし、自社が所有する当時の資料を調べるなどして、可能な限り当初の仕様に近づけたインテリア、エクステリア、エンジンの修復を行ったとのこと。そしてついにE225は、美しいブルーとホワイトの2トーン・カラーをまとい、見事に息を吹き返した。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー