ホンダとアリエルがエンジン供給の契約を更新
フレームが剥き出しになったアリエルのクルマから、今後もホンダ・エンジンのサウンドを聞くことができそうだ。これまで16年間、アリエルの各モデルにはホンダ製エンジンが使用されてきたわけだが、ホンダの英国現地法人であるホンダ UKとアリエルは先日、英国にてエンジン供給の独占契約を再び更新した。しかも今回の契約更新に間に合うように、アリエルの小さな工場では、8人の技術者がホンダの高回転型エンジンを搭載した1,500台目の車両をちょうど完成させたところだった。

アリエルの代表的モデル「アトム」の標準仕様には、自然吸気2.0リッター直列4気筒「K20Z」型エンジンが搭載され、アリエル特製エキゾーストと独自のECUを組み合わせることで最高出力245hpを発揮する。さらにオプションのスーパーチャージャー付きモデルなら最高出力を310hpまたは350hpにまで向上させることも可能だ。ちなみに標準モデルの0-60mph(約96km/h)加速は3.12秒、350hpの「アトム 3.5R」は2.5秒と発表されている。

一方、アリエルの他のモデルは別のホンダ製エンジンを搭載している。新型オフローダー「ノマド」には2.4リッター「K24」型エンジンが採用されており、最高出力は235hp。スーパーチャージャー付きは、290hpを発揮する。2輪が好みの方には、最高出力173hpの1,237ccV4エンジンを搭載したオートバイの「エース」がある。

ちなみに、米国では必ずしもアトムにホンダ製エンジンが使われているとは限らず、以前アリエルのクルマを輸入していたブラモ社は、ゼネラルモーターズ(GM)2.0リッター4気筒「EcoTec」エンジンを載せていた。実はアリエルも「アトム500」に最高出力が500hpのV8エンジンを搭載するなど、他のエンジンを使ったこともある。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー