ジープ、「ラングラー・トレイルキャット」を含む7台の新コンセプト・モデルを発表
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ジープラングラーヘルキャット。どの言葉も、あなたが読んでいる通りで間違いない。軍用4輪駆動車を祖とするジープの「ラングラー」に、707馬力の「ヘルキャット」エンジンを搭載する、その名も「WRANGLER TRAILCAT(ラングラー・トレイルキャット)」と呼ばれるジープが登場した。今のところ、これは単なるコンセプト・モデルに過ぎないが、砂漠地帯を200mph(約322㎞/h)で爆走する夢を我々に見せてくれる。

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は3月10日、本社のあるミシガン州オーバーンヒルズで、今年の「イースター・ジープ・サファリ」に展示を予定している、ラングラー・トレイルキャットを含む計7台の新型コンセプト・モデルを発表した。イースター・ジープ・サファリは、米国ユタ州モアブで行われるジープ・ファン必見のイベントで、第50回を迎える今年は3月19日から27日にかけて開催される。FCAは過去数年間にわたり、岩が連なるモアブの荒地で開かれるこのイベントに、何台ものコンセプトカーを送り込み、それらがワンオフのやわなショーカーに留まらないことを証明してきた。

米国版AutoblogのBrandon Turkus記者は、このFCA本社で行われたプレス発表イベントに出席し、同社から提供された情報に加え、実車に触れた印象を記している。各コンセプト・モデルの写真と動画もご用意したので、併せてご覧いただきたい。


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ジープ「WRANGLER TRAILCAT(ラングラー・トレイルキャット)」
●最も注目を集めるであろう1台
●最高出力707hpを発揮する6.2リッターV8スーパーチャージャー付き「ヘミ」エンジン
――上のビデオでエンジン音を要チェック
●6速MT
●ヘルキャット・エンジンを搭載するためにホイールベースを12インチ(約305mm)延長
●ウインドシールドが2インチ(約50㎜)カットされ、さらにカッコよくなった
●17インチのビードロックホイール、39.5インチのBFグッドリッチ製「Krawler T/A KX」タイヤを装備
●デーナ製60フロント&リア・アクスル、フォックス製ショックアブソーバー採用


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ジープ「CREW CHIEF 715(クルー・チーフ 715)」
●昨年の「イースター・ジープ・サファリ」イベントで公開された「JEEP STAFF(ジープ・スタッフ)」コンセプトの後継モデル
●ジープいわく、これこそ「基地司令官が運転するクルマ」
●ダッジ「ラム1500 クルーキャブ」とサイズ感はほぼ同じに見えた
●ホイールベースは138インチ(約3,505mm)
●デーナ製60フロント&リア・アクスル、4インチ・リフトキットを装備
●5速ATを組み合わせた3.6リッターV6エンジン
●「Kaiser M715」(※1960年代後半に生産された米国軍用ジープ)を思わせるフロントマスク
●5フィート(約1,500㎜)長のカーゴベッド


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ジープ「SHORTCUTショートカット)」
●「この中では一番のお気に入りかもしれない」とTurkus記者
●「CJ-5」型ジープを現代的に解釈したモデル
●デーナ製44フロント&リア・アクスル、2インチ・リフトキットを装備
●全長は12インチ(約305mm)短縮されている
●17インチのスチール製ホイール、35インチのBFグッドリッチ製「マッドテレインT/A KM2」タイヤを装着
●5速ATを組み合わせた3.6リッターV6エンジン


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ジープ「COMANCHEコマンチ)」
●輸出市場向けの「レネゲード・トレイルホーク」がベース
●9速ATを組み合わせた2.0リッター直列4気筒ディーゼル・エンジン
●Bピラーより前はほぼレネゲード・トレイルホークのまま
●16インチのホイール、32インチのBFグッドリッチ製「オールテレインT/A」タイヤを装着
●ヘッドレスト無しのスローバックシートを採用
●5フィート(約1,524 mm)の荷台
●少し継ぎはぎした印象
――レネゲードのままのフロント周りと、全然違うクルマのように見えるリア周り


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ジープ「FC 150」
●1960年製のジープ「フォワード・コントロール」のボディを、2005年製の「ラングラー」のシャシーに載せた
●基本的にはレストモッド(レストア+モディファイ)車
――4.0リッター「PowerTech」V6エンジンに3速ATの組み合わせ
●デーナ製44フロント・アクスル、デーナ製60リア・アクスルを装備
●白く塗装された17インチのホイール、33インチのBFグッドリッチ製「マッドテレインT/A KM2」タイヤを装着
●荷台に干し草が積んであるように見えるが、実はこの部分にクーラーボックスが隠されている


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ジープ「WRANGLER TRAILSTORM(ラングラー・トレイルストーム)」
●「これは自分で組み合わせを選べます」とのこと
●ジープ・パフォーマンス・パーツを数多く採用
――フォックス製ショック、ルビコンのウィンチ、デーナ製44フロント&リア・アクスル、2インチ・リフトキットを装備
●17インチのオフロード・ホイール、37インチのタイヤを装着
●エクステリアには、ウィンチガードやサテンブラックのグリル、LEDヘッドライトとフォグライト、高く設置されたフェンダー、通気口が設けられたボンネット、ステップ付きロックレールなど、Mopar(モパー)ブランドの純正アクセサリー類を装備
●"ファストバック"スタイルのソフトトップ
●奇妙なデジタルプリントの塗装以外は、基本的に今すぐにでも購入することができる
●5速ATを組み合わせた3.6リッターV6エンジン


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ジープ「RENEGADE COMMANDER(レネゲード・コマンダー)」
●基本的にはレネゲードの市販モデルを、モパーとジープ・パフォーマンス・パーツでカスタムした車両
●17インチのアルミニウム製「ルビコン」ホイール、29.5インチのBFグッドリッチ製「オールテレーンT/A KO2」タイヤを装備
●2インチ・リフトキットを装備
●ボディのカラーは蛍光グレーで、着脱式「MySky」ルーフも装備
●9速AT を組み合わせた2.4リッター直列4気筒エンジン


By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー