【ジュネーブ・モーターショー】カーン・デザイン、アストンマーティンのボディを大胆に造り変えた「ヴェンジェンス」を発表
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カーン・デザインは、特にランドローバーのカスタマイズで有名な英国のアフターマーケット・チューナーだ。今年のジュネーブ・モーターショーでも、ランドローバーのカスタマイズ・モデルを新たに数台発表したが、最も注目を浴びたのは、アストンマーティンの「DB9」をベースとする「ヴェンジェンス(Vengeance)」と名付けられたコンプリートカーだろう。

このヴェンジェンスは、DB9の特徴的なボディラインを生かしつつ、ありとあらゆるディテールに手が加えられている。グリルはより大きく、フロントフェンダーは拡幅され、ボンネットの膨らみを強調し、Cピラーと車体後部もワイドに拡げられた。これらの交換されたボディ・パネルは、全て職人によるアルミの叩き出しだ。横長のテールライトはレトロな雰囲気を感じさせる円形状のものに差し替えられ、ホイールのデザインはルーレットの円盤からインスピレーションを得たという。

同社によれば、「(ヴェンジェンスは)英国人デザイナーのアフザル・カーンが長年追求してきた、自分で常に運転したいと思えるデザインの集大成である」とのこと。それがアストンマーティンの力添え(もしくは"黙認"と言うべきか)もあって実現した。アストンマーティンのパーチェシング・ディレクターであるゲイリー・アーチャー氏は「アストンマーティンのコーチビルドには長い歴史があり、これまでも多くのスペシャリストたちが見事なクルマを生み出してきました。我々はカーン氏のヴァンジェンスが成功を収めることを願っています」とコメントしている。

DB9をヴェンジェンスに変身させるために掛かる費用についてはまだ明らかになっていないが、プレスリリース(英語)によると、「限定モデルのコーチビルドとしては、かなり良心的な価格になる」そうだ。



By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー