ドナルド・トランプ氏、フォードのメキシコ工場を再び批判
ミシガンの地元紙『The Detroit Free Press』の記事によると、米国の大統領選挙に共和党から出馬しているドナルド・トランプ氏は先週、ミシガン州デトロイトで、フォードのメキシコ工場を再び強く非難し、同社がメキシコで拡張するのを "100%確実"に阻止することができると発言したという。

論争的な共和党のテレビ討論会の翌日、トランプ氏はデトロイト郊外で開いた集会で演説を行い、支持者に対して「米国の自動車産業は他のどの産業よりも虐げられている。メキシコは次の中国になるだろう」と語ったと伝えられている。

これに対しフォードの広報担当者は、フォードには米国で自動車を製造してきた113年もの歴史があると言及。「フォードは一世紀以上も事業をしてきて、米国に深く根付いている。8万人の米国人を雇用している米国の重要な企業で、米国製のクルマやトラックを輸出している主要なメーカーだ。米国に多額の投資もしている。フォードは2011年から米国内の工場に102億ドル(約1兆1,500億円)を投資してきた。今後4年間にさらに90億ドル(約1兆円)を注ぎ込むと表明している」と米国版Autoblogに語った。

フォードのメキシコ工場への投資を批判し続けてきたトランプ氏は、昨年もミシガン州で演説した際にフォードに対して辛辣な発言をした。その前にもニューヨーク州での演説でメキシコ製のフォード車に35%の関税を掛けたいと発言したことがある。

メキシコ工場に関してトランプ氏から度重なる非難を浴びているフォードだが、実はゼネラルモーターズフォルクスワーゲントヨタなど、他の自動車メーカーも既にメキシコに工場がある。



By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー