乗り捨て可能なZipcarで、より便利なカーシェアリングを実現
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北米や欧州で展開するカーシェアリング大手のZipcarは、サービスの利便性の拡充を発表した。具体的には、クルマの乗り捨てや、利用開始後の目的地(返却場所)の変更、予約時間の無期限延長などが可能になるという。また、乗り捨ての場合にもサービス内容に駐車場の確保が含まれる。

2000年に創設されたZipcarは、2013年に5億ドル(約570億円)でレンタカー会社のAvis Budgetに買収された。現在、同社は500以上の都市と500校以上の大学キャンパス周辺で稼働している(Avis BudgetはZipcarの歳入や収益を公開していない)。50種類以上のクルマを提供している同社は、今後数週間のうちにロサンゼルスでよりフレキシブルなサービスを開始し、今年中に米国の各都市でも追加オプションを拡大していく予定だという。

Zipcarは、2014年後半にボストンで乗り捨てシステムのベータプログラム「ONE>WAY」を開始したが、その時に利用できたのは2015年型ホンダ「フィット」のみだった。同社の代表者たちは当時、ダイムラーのCar2goのような他のカーシェアリング会社のサービス拡大に対応するために、このサービスを開始したと語っている。Car2goは最近、ニューヨークやミネソタ州のツインシティーズ(ミネアポリスとセントポール)のような都市部で「スマート フォーツー」を使ったサービス拡大を進めている。

都市モビリティの分野に参入している会社は他にもある。この分野が拡大し続けている背景には、UberLyft、さらにはBlueIndyなどのライド・シェアリング(相乗り)会社の急成長がある。最近、ゼネラルモーターズ(GM)は最終的には自動運転車部門を開発することを念頭に置いてLyftに5億ドルの投資を行い、その後すぐに倒産したライド・シェアリングサービス、Sidecarの資産も取得している。

Zipcarの詳細については同社のプレスリリース(英語)をどうぞ。



By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー