【ジュネーブ・モーターショー】シボレーの新型「コルベット グラン スポーツ」が米国から上陸
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たとえ「コルベット」と言えども、パワーが全てというわけではない。650hpの「Z06」は確かに魅力的だが、自然吸気のLT1型V8エンジンを積む最高出力460hpのベースモデル「スティングレイ」にも語るべきことは多い。そこで、この自然吸気エンジンを、軽量でエアロダイナミクスを向上させたコルベットに搭載し、グリップ力に優れたタイヤを履かせたことで誕生したのが、コーナリング時に最大で1.2Gが発生するという新型「コルベット グラン スポーツ」だ。

GMによれば、新型グラン スポーツはミシガン州にあるGMのミルフォード性能試験場のトラックを、先代の「ZR1」とほぼ同じ速さで周回できたという。特筆すべき改良点としては、まずフロント285/30ZR19、リア335/25ZR20のミシュラン製「パイロットスーパースポーツ」タイヤが挙げられる。さらに高速から素速い減速を可能にするブレンボ製の大型ブレーキや、ハンドリングを引き締める専用のスタビライザーバーとスプリングも採用された。トランスミッションは7速MTと8速ATから選べ、クーペとコンバーチブルの両方に設定される。よりハードコアな仕様を希望する人のために「Z07」パッケージも用意されており、これを選ぶとカーボンセラミックのブレーキと「パイロットスポーツカップ2」タイヤが装着される。

また、モデルイヤー後半には「コレクター・エディション」の発売もされる予定で、これはワトキンズ・グレン・グレー・メタリックのボディカラーにテンション・ブルーのハッシュマークとサテンブラックのストライプがあしらわれ、ホイールはブラック、インテリアにはブルーのフルレザーとスウェードが使用されている。ジュネーブ・モーターショーで公開されたコルベット グラン スポーツは、米国では今夏、欧州では今秋に発売予定だ。


By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー