【ジュネーブ・モーターショー】高性能と実用性を兼ね備えたアウディの新型「S4 アヴァント」が登場
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写真のレモン色をしたクルマは、ジュネーブ・モーターショーで披露されたアウディ「S4 アヴァント」だ。新型「A4 アヴァント」の高性能バージョンであり、昨年のフランクフルト・モーターショーで発表された「S4」セダンのワゴン・モデルでもある。パフォーマンスと実用性を兼ね備えたファミリー層にとってまさに打って付けのクルマだが、米国市場には導入されないことが分かっている(日本版編集部注:A4の発表会でアウディ ジャパンの方から聞いたお話によると、日本市場には今後導入が期待できそうな気配です)。

このS4 アバントは、最新のS4 セダンの素晴らしい面を共有しつつ、魅力的な要素がほんの少し加味されたモデルである。先代のスーパーチャージャーに替わり、ターボチャージャー付きとなった3.0リッターV6ターボ・エンジンは最高出力345ps、最大トルク51.0kgmを発生し、アウディの有名な4輪駆動システム「quattro」とトルク・ベクタリングのおかげで、吹雪の中での走行やコーナリングの際に強力なトラクションを発揮できる。しかも、荷室容量はセダンの480リッターに対し、アバントでは505リッターから最大1,510リッターと広大なスペースを確保。その唯一の代償として、0-100km/h加速がセダンの4.7秒から4.9秒に落ちるものの、これは妥協できる部分だろう。

アバントは見た目でもセダンを上回っている。どちらのスタイリングも悪くないが、アバントのより長いルーフはリアの傾斜したハッチゲートへと美しく流れているので、セダンよりも優雅な印象を与えるのだ。

こうした長所を並べてみても、米国では手に入らないS4アバントがますます魅力的に見えるだけなのが切ない。ジュネーブで撮影して来た写真で、米国人にとっては禁断のクルマ、日本人にとっては期待のクルマの姿を、是非ご覧いただきたい。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー