テスラ「モデルX」をはじめとする大型SUVはブルックリン橋の重量制限に違反
トラックの運転手は日頃から橋やトンネルの通行時に重量や高さの制限に注意することが習慣になっているはずだ。しかし、一般のドライバーがそこまで気を配ることは少ないだろう。

そう考えると、キャデラック「エスカレード」、リンカーン「ナビゲーター」、シボレー「サバーバン」といった大型SUVのドライバーが何気なくブルックリン橋の重量制限に違反してしまうのも、仕方がないのかもしれない。ブルックリン橋はマンハッタン島とブルックリンを結ぶニューヨーク市の象徴だが、ここの重量制限は3トンと定められている。

環境問題専門ウェブサイト『Treehugger』が報じたところによるとテスラ「モデルX」もこうした重量制限違反の対象車に仲間入りするようだ。テスラモーターズの広報担当者がAutoblog Greenに語った内容によれば、この電気自動車SUVの車両重量は2,468kg、車両総重量は3,070kgになるという。

重量オーバーは橋に損害を与える。2013年に発表された米国連邦道路庁(FHWA)のレポートによれば、なんと米国の6万5,000以上の橋が「構造上の欠陥あり」に分類されており、ブルックリン橋もこれに含まれている。

とはいえ、重量オーバーのクルマに関する懸念は10年前から浮上していることだ。ところが、警察もニューヨーク州運輸局も、今のところ取り締まりを強化してはいない。大型SUVのオーナーは、今すぐに走行ルートを変更すべきというわけでもないようだ。


By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー