【ビデオ】白銀のニュルブルクリンクをポルシェ「911SC RS」が疾走!
天候に恵まれたニュルブルクリンクは、モータースポーツの最高の舞台だ。しかし、このサーキットに雪が降り始めると、さらにエキサイティングな場所になるらしい。冬季の間は一般にコースを開放していないのだが、先日公開された公式ビデオでは、ラリー仕様のポルシェ「911SC RS」が真っ白になったグランプリ・コースで雪を散らしながら疾走する映像を観ることができる。

911SC RSは「917」のようなレースカーほど有名ではないが、興味深い経歴を持つマシンだ。1980年代、開発が遅れていた「959」のつなぎとして、世界ラリー選手権のグループBに参戦するために製作された。911ターボ用の幅広なボディとサスペンション、ブレーキを使用していたが、エンジンは自然吸気の3.0リッター水平対向6気筒を搭載する後輪駆動。アウディ「クアトロ」のような全輪駆動のモンスター・マシンには太刀打ちできなかったが、1985年フランスのツール・ド・コルスでは3位入賞を果たした。

ビデオに登場するロスマンズ・カラーの911SC RSはとても魅力的だ。さらに舞い上がる雪がよりマシンを引き立てている。あまりの積雪に進行方向を見失ってしまいそうだが、ドライバーのパトリック・サイモンはコースを熟知し、見事に走りきっている。このビデオを見終わった時には、ニュルブルクリンクで来年の冬季に、歴代のラリーカーを走らせるような新しいレース・シリーズを開催すべきだと思うだろう。





By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー