レズヴァニ・モーターズ、「ビースト」のクーペ・モデルや武骨なSUVを今年中に投入
Related Gallery:Rezvani Motors Beast

米国の新興メーカーであるRezvani Motors(レズヴァニ・モーターズ)は、アリエル「アトム」のシャシーをベースにボディを載せたスーパーカー「Beast(ビースト)」を発売して大きな注目を集めた。現在、レズヴァニ・モーターズが生産しているクルマはビーストのみだが、カリフォルニア州オレンジ郡に本社を置く同社はこの一車種のみで満足するつもりはないようだ。実際に、新しいプロジェクトがいくつか進行中らしい。

米国版Autoblogの取材に対し、レズヴァニ・モーターズの創設者でCEOのフェリス・レズヴァニ氏は、年末までに2つの新モデルを発売する予定だと明かした。その1つは固定ルーフを持つビーストのクーペ・バージョンだ。より実用的なボディに加えて、改善の必要性がほとんどない既存のオープントップ・バージョンと同様のスペックになると思われる。

ビーストのエンジンは、ホンダ製「K24」型2.4リッター直列4気筒にROTREX社製スーパーチャージャーを追加し、最高出力は500hpを発揮する。車両重量は1,650ポンド(約750kg)で、0-60mph(約96.6km/h)加速は2.7秒だ。レズヴァニ・モーターズは最近、アップグレードした「Beast X(ビーストX)」も発表しており、こちらはボルグワーナー製ツインターボによって最高出力700hpを発揮、0-60mph加速は2.5秒。クーペにもこのパッケージが採用されると予想する。

より興味深いのは、同社が市販化に向けて開発を進めているもう1つのクルマで、それは「超武骨なSUV」になるという。しかし、レズヴァニ氏は「2016年半ばから後半のリリース時期に近くならないと詳細は公表できない」と言う。同氏に、アリエルのオフロードカー「ノマド」がベースになるのかと訊いたところ、「SUVのベースは別の認可済みプラットフォームがベースになる」と答えただけだった。

アリエルがアトムのオフロード・バージョンとしてノマドを発表したのはおよそ1年前。アトムと似たチューブラーフレームのシャシーで作られているが、ストロークが長いサスペンションやブロック・パターンの大径タイヤが採用されており、他にもオフロード走行に対応できるような工夫が施されている。レズヴァニ・モーターズが用意しているクルマがどんなものになるにせよ、その姿を見るのは楽しみだ。続報にご期待いただきたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー