F1、2017年からコックピット保護対策を導入の意向 「Halo(暈)」型コンセプトが有力候補
2017年のF1レギュレーション改定に向けた動きが進展した。国際自動車連盟(FIA)は、チーム側が承認した、よりワイドで速いマシンを製作可能にする最新案の詳細を明らかにしたのだ。

マシンのダウンフォースを25%増大させるというマクラーレンの発案は、メルセデスレッドブル、そしてトロロッソから反対票が投じられたものの、F1コミッションを通過するのに十分な支持を得たようだ。

延長された4月30日の最終期限までに多数の支持を得る代案が出ない限り、現在のレギュレーション案が2017年から実施されることになる。

この変更が実現すると、2016年のマシンよりも1周につき最大3秒速くなり、ダウンフォースの負荷もタイヤの適正なパラメータの範囲内に収まることが見込まれている。

パワーユニット

FIAとパワーユニット・サプライヤーは、コストを削減しパワーユニット供給を確実にするためのプランを引き続き検討している。

サプライヤーが所定数のチームに供給することを請け合う必要性や、様々なパワーユニットに一定の性能を確保する方法については、依然として意見が分かれているという。

エンジン音のさらなる改善についても、検討が行われる見通しだ。

「Halo」が有力候補

FIAは今回、「Halo」コンセプトと呼ばれる暈(かさ)型のクローズドコックピット案が、2017年の導入に向けて有望な選択肢となっていることも明らかにした。

「F1コミッションは、2017年シーズンから何らかの形態のコックピット保護対策を導入する意向であることを確認した。これを実現させるために全てのステークホルダーが協力しており、Haloコンセプトが現時点での有力候補となっている。透明なコックピット保護などの他の選択肢も、引き続き評価していく」とのことだ。


注:この記事は、モータースポーツの最新情報や写真、ビデオをお届けする『Motorsport.com』に掲載された記事を転載したもの。

By Motorsport.com
翻訳:日本映像翻訳アカデミー