オペル、「GTコンセプト」の近未来的なインテリアを公開
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ゼネラルモーターズ(GM)の欧州部門オペルとGM英国法人ボクスホールは、先日公開された「GTコンセプト」の外観に続き、近未来的なキャビンの画像も発表した。この先進的スポーツカーの内部にはボタン類が一切なく、ドライバーは中央のタッチパッドを操作するか、「HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)」と呼ばれる音声認識システムに話しかけて各種機能をコントロールする。まるで米国のTV番組「ナイトライダー」に登場するキット(KITT)のようだ。

2シーターのインテリアはシンプルで、フロントガラスが乗員の頭上を覆うようにルーフを形成しているため、自然光がたっぷり入り、広々とした視界が広がる。艶消しアルミニウム製のインパネもシャシー構造の一部であり、スリムなAピラーを支える。素晴らしい視野の広さは、このスポーツクーペの真骨頂だろう。

計器類も機能的でありながらミニマルにまとめられている。従来のサイドミラーに代わり、ダッシュボードの両端にある丸型モニターがリアビューを映し出す。ドライバーの正面に設置されたディスプレイは、左側に走行速度とエンジン回転数が常に表示され、右側はナビゲーションマップや燃料計、重力加速度など表示する情報を選べる。



しかし、アップル社のiOSに実装されている音声認識バーチャルアシスタント機能「Siri」でも使用者の要望に応えるには色々と問題が多いのに、HMIシステムによるボイス・コントロールがクルマの中で適切に機能するとは想像し難い。だが、オペルによれば、GTコンセプトに搭載されたHMIシステムはドライバーの好みを記憶して選曲したり、目的地までのルート案内や快適な温度調整までしてくれるという。それだけでなく、他のクルマ等との衝突の危険を察知するとドライバーに警告する機能まであるそうだ。

シンプルなスタイルが未来のモデルをインスパイアするとオペルが言うこのGTコンセプトは、3月1日に開幕するジュネーブ・モーターショーで公開される。会場で細部まで見られる日が楽しみだ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー