中国の新興自動車メーカーが、最高出力1,044psと航続距離2,000kmを実現したガスタービン・ハイブリッドカーの発表を予告
中国の北京を拠点とする新興自動車メーカーであるTechrulesが、最高出力1,044psを発揮するガスタービン・ハイブリッドのスーパーカーを、3月1日に開幕するジュネーブ・モーターショーに出展すると発表した。最高出力1,030hpと聞いても驚かない方のために、もう1つ情報がある。同社によれば、その航続距離は2,000kmを超えるというのだ。Techrulesは、この信じ難いマシンを、"Turbine-Recharging Electric Vehicle(タービン・リチャージング・エレクトリック・ビークル)"の頭文字を取って「TREV」と呼んでいる。

Techrulesによれば、これほどの高パフォーマンスを実現できたのは、同社の「革新的に飛躍したタービン・リチャージング技術」によるという。しかし、これが従来のタービン・リチャージング技術と何がどう違うのかは、まだ一切語っていない。ガスタービン・ハイブリッドといえば、2007年に米国ニューヨーク市が、ディーゼル燃料を使用する小型ガスタービン・エンジンを搭載したハイブリッド・バスの試運転を行ったことがある。また、2009年にはキャプストーン・タービンの小型ガスタービンを搭載したワンオフのハイブリッド・スーパーカーが登場している。さらにジャガーも、2010年のパリ・モーターショーに出展したコンセプトカー「C-X75」に小型ガスタービンを採用していた。

Techrulesが発表した1枚の画像からは、TREVのデザインについて多くのヒントを得ることはできない。しかし、左右のクルマではヘッドライトが微妙に異なっていることから、Techrulesがジュネーブ・モーターショーに向けて2台のコンセプトカーを用意している可能性がうかがえる。興味はそそられるが、詳細な情報が明かされるまで、今回発表された数字を完全に信じることは難しい。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー