ルノー、市販モデルに近づいた「アルピーヌ・ビジョン」コンセプトを発表
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ルノーは長いこと表舞台から消えてしまったアルピーヌ・ブランドを復活させ、新しいスポーツカーを送りだそうと開発を続けて来た。そして今、このニュースをご紹介できることを我々は嬉しく思う。ようやく待っていた時が訪れた、いや、もう少しで訪れるのだ。

ルノーはこれまでも、2012年に「A110」の誕生50周年を祝うモデルとして「A110-50」コンセプトを、昨年1月にはゲーム世界のために「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」を、そして昨年6月にル・マンで「アルピーヌ・セレブレーション」コンセプトを発表している。アルピーヌ・ブランド復活に向けた一連のコンセプトカーに続く最新モデルが、写真の「アルピーヌ・ビジョン」だ。見ての通り、ほとんど市販化の準備が整ったような出来映えで、ポルシェ「ケイマン」アルファロメオ「4C」の購入を考えている人達を心変わりさせることがその使命だ。



技術的な詳細の多くについては明らかにされていない。分かっている情報は、ルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポールの技術者たちが組み上げた新しい4気筒ターボ・エンジンを搭載し、軽量な車体によって、0-100km/h加速4.5秒以下を実現するということくらいだ。今月16日(現地時間)にモンテカルロで行われた発表では、1962年にデビューした伝説的な名車、アルピーヌ「A110ベルリネット」から着想を得てデザインしたと言及されている。フォルムは以前のアルピーヌ・セレブレーション・コンセプトと似ているが、派手な装飾はなく、より市販モデルを想像させる。丸型の補助ライトがレトロなラリーカーのようで、クラシックな印象を与える一方、細部のデザイン、特にテールエンドはまったく現代的だ。

当初は共同開発する予定だったケータハムがルノーとの共同事業から撤退した後、このプロジェクトは後退を余儀なくされた。しかしルノーは、完成された市販モデルを「今年の後半に」見せると約束している。製造は伝統あるフランス・ディエップの工場で行われる。かつてそこから多くのアルピーヌが生まれ、最近ではルノー・スポールが拠点としていた場所だ。まずは2017年に欧州で発売され、「その後、他の世界各国の市場にも投入する」という。日本や米国に来るのはまだまだ先になるだろうから、気長に待つとしよう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー