【レポート】まるで『ナイトライダー』の世界!? テスラ「モデルS」を音声のみで操作する技術が開発中
衝撃的な未来技術の話をしよう。MOSAICという米国の新興企業が、テスラ「モデルS」に音声で指示できる技術の開発に取り組んでいる。製品はまだ市販化とはいかないが、同社がその性能を約2分間のビデオにまとめて公開しているのでご覧いただきたい。

MOSAICは、Amazon Echo(クラウド接続型の音声認識ワイヤレススピーカー)を介してモデルSに音声指示を可能にするソフトウェアを開発している。環境問題専門ウェブサイト『Treehugger』は、まるで1980年代のテレビドラマ『ナイトライダー』で描かれたフィクションが現実になると紹介している。この技術が導入されれば、テスラ車のオーナーは音声だけで(もちろん音声データの接続や、適切なソフトウェア、ハードウェアも必要)クルマを"目覚め"させ、ドアロックを解錠/施錠したり、バッテリー残量や航続可能距離を確認したりと、様々な事ができるだろう。ビデオでその例がいくつか確認できる。

フォード今年のCESでAmazonとの提携によりこれと同様の機能を実現すると発表しているが、音声認識技術の紹介に使うならテスラこそが相応しい。カリフォルニアに本社を構えるテスラの電気自動車には最先端の自動運転技術が導入されているからだ。だが、専門家たちの見解によると、路上で完全な自動運転車が見られるのはまだ10~25年先になるという。テスラは昨年10月に自動運転のアップデートを配布し、側面衝突警告、自動車線変更、自動駐車、緊急時自動ステアリングなどの機能を可能にした。

一方で、あるモデルSオーナーはすでに車両を遠隔操作する可能性を拡げている。テスラの情報を配信する『Teslarati』に投稿された内容によると、ノルウェー在住のビョルン・ニーランド氏は、滞在先のタイからノルウェーにある自分のクルマに、スマートフォンを使ってロック解除とキーレス運転モードに切り替えの指示を出し、友人を乗車させることに成功している。ニーランド氏は以前にもAutoblogに登場しており、昨年8月の米国版の記事ではモデルSの購入者紹介キャンペーンで「モデルX」を無料で手に入れたとして話題となった。




By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー