【ビデオ】イーロン・マスク氏、「中国の電気自動車市場は手ごわい」と語る
この3年間、中国では年に数十万台もの電気自動車(EV)が販売されており、2016年のEV販売台数は30万台を超えると予測されている。しかし、そのうちテスラ車はわずか5,000台ほどに過ぎない。この低めの見積もりは、先月末に香港を訪れた同社のイーロン・マスクCEOが述べた数字だ。

マスク氏は香港を"EV天国"と希望的な見方をしているようで、香港における人口1人当たりのEV所有率がほかのどの都市よりも高いことから「EVについて世界で先頭を行く都市」と述べている。これは、テスラがどのようにして、より多くの人々に、限られた土地でより多くのスーパーチャージャーを提供するかを解決しなければならないということだ。マスク氏はこの挑戦を楽しんでいるように見える。テスラに関する情報サイト『Teslarati』によれば、テスラは昨年香港で販売されたEVの約80%を占める2,221台の「モデルS」を販売したという。

しかし、中国本土では、それほど上首尾ではない。日経の英語メディア『Nikkei Asian Review』によればアグレッシブな価格設定にもかかわらず、テスラの中国における2015年1~9月の販売台数は3,025台に過ぎなかった。同社が目標としていた1万台にははるか及ばない。マスク氏は、2015年前半の低調な売れ行きに不満で、2016年の販売予想台数を5,000台と見積もった。しかし、テスラが計画してきた中国の生産工場を始業すれば、事態は好転するかもしれない。

以下の1つ目の映像は、マスク氏が香港でファンや顧客に向けて行った講演の様子を収めたものだ。中国国内についての話は6分15秒あたりから始まる。時折、聴衆がはやし立てるのが気に障る人がいるかもしれない。騒がしい"ファンクラブ"が苦手な方には視聴をおすすめできない。質疑応答はカットされているため、フルバージョンのビデオをその下に用意したが、こちらは音質があまりよくない。3本目はCNNのクリスティ・ルー・スタウト氏によるマスク氏のインタビュー。こちらでは、冒頭でGMから発売されるシボレーボルト」についての批判をスタウト氏が求めたものの、マスク氏は応じなかったことに注目だ。








By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー