アウディ、小型SUVの最強バージョン「RS Q3 パフォーマンス」を発表
Related Gallery:2016 Audi RS Q3 Performance

「欧州の人たちは米国人ほどパワフルなSUVが好きではない」と思ってはいけない。欧州では少し小さめのSUVが好まれるだけのことだ。その好例となりそうなのが、アウディが新たに発売する「RS Q3 パフォーマンス」だ。

この最新モデルは、アウディの子会社、クワトロ社(quattro GmbH)が手掛ける「RS」シリーズをさらにパワーアップさせた最高峰の高性能シリーズの1台として、「RS6アバント パフォーマンス」と「RS7スポーツバック パフォーマンス」に続いて登場する。2.5リッター直列5気筒ターボエンジンは現行の「RS Q3」と共通だが、最高出力は27psアップの367ps、最大トルクは47.4kgmに向上。その結果、この背の高いホットハッチは0-100km/hをわずか4.4秒で加速し、速度制限のないアウトバーンでは270km/hの最高速度で疾走できるという。

パワーの向上だけでなく、7速デュアル・クラッチ式「Sトロニック」トランスミッションもシフトに要する時間が短縮されているという。これに電子制御式油圧多板クラッチを用いた4輪駆動システムが組み合わされ、駆動力を路面に伝える。発進加速時に最高のパフォーマンスを発揮するローンチ・コントロールも搭載し、スポーツ走行向けにチューンされたESC(横滑り防止装置)は完全にオフにすることも可能だ。車高は標準モデルの「Q3」に比べると20mm低く、オプションで3段階に切り替え可能なアダプティブ・ダンパーも装備できる。ホイールは20インチが標準。ウェーブ状ディスクを採用するフロント・ブレーキには、赤く塗られた(黒も選べる)8ピストンのキャリパーが組み合わされる。



RS Q3のアグレッシブなエクステリアに加え、グリル・フレームやドア・ミラー、ルーフ・レールなど各部のパーツがマット・チタニウム・カラーになるのがRS Q3 パフォーマンスの特徴だ。専用色として「アスカリ・ブルー・メタリック」のボディ・カラーが設定され、これに合わせてインテリアもブラック・レザーにブルーのステッチを組み合わせた「RS パフォーマンス・デザイン」パッケージがオプションで用意される。

実車の公開は、3月初めに開催されるジュネーブ・モーターショー。ドイツでは6万1,000ユーロ(約780万円)という価格で、既に受注が始まっている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー