ロールス・ロイス「ドーン」第1号車、慈善オークションで8,600万円の値を付ける
いくらロールス・ロイスでも、1台に支払う金額が75万ドル(約8,600万円)というのは高過ぎるだろう。しかし先日、新型コンバーチブル「ドーン」の第1号車を手に入れるためにその大金を支払った人がいる。そして、その収益が慈善目的のために使われるということを喜んでお伝えしよう。

ロールス・ロイスは、昨年9月に行われたフランクフルト・モーターショー 2015で、同社のセダン「ゴースト」およびクーペ「レイス」のコンバーチブル・バージョンとして、この新型「ドーン」を発表したベントレー「コンチネンタルGTC」メルセデス・ベンツ「Sクラス カブリオレ」などに対抗するモデルであり、ボンネットの下に積まれた6.6リッターV型12気筒ツインターボ・エンジンが最高出力570ps、最大トルク79.5kgmを発揮し、電動式のファブリックルーフが4シーターのキャビンを覆う。同社が誇るオーダーメイド、ビスポーク部門により、この特別な1台のエクステリアはアンダルシアン・ホワイトを基調にレッドのコーチラインが施され、深紅のルーフを装備する。インテリアも同様にレッドとホワイトで仕上げられ、インディアン・ローズウッドを使ったパネルと特別なトレッドプレートが装着されている。

日本では3,740万円という販売価格が付けられているドーンだが、その生産第1号車がフロリダ州ネイプルズで開催されたNaples Winter Wine Festivalの中で1月30日に行われた慈善オークションのために寄付され、これを保険業界の有力者でヘッジファンド・マネージャーでもあるJulian Movsesian氏が75万ドル(約8,800万円)で落札したのだ(写真左。一緒に写っているのはロールス・ロイスのCEOトルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏)。その収益は「Naples Children & Education Foundation」の慈善活動費に充てられるという。Movsesian氏は、このドーンを世界で誰よりも早く、4月にネイプルズにあるディーラーから受け取る予定だ。

1月29日には、アリゾナ州スコッツデールで開催された世界最大級の名車オークション「バレット・ジャクソン・オークション」で、アキュラ「NSX」の第1号車が120万ドル(約1億5,000万ドル)、新型シボレー「COPOカマロ」の第1号車が30万ドル(約3,600万円)、ジェイ・レノが所有する2006年フォード「F-150ハーレー・ダビッドソン」の第1号車が20万ドル(約2,400万円)が、全て慈善目的のために落札されている。ロールス・ロイスによるプレスリリース(英語)はこちらからどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー