「残念だがシューマッハについて良い知らせはない」と、フェラーリ元会長のモンテゼーモロ氏が語る
フェラーリ元会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ氏が4日、ミハエル・シューマッハの容体について「良い知らせはない」と語った。

これは、イタリアの自動車雑誌『クアトロルオーテ』がミラノで開催したイベント、「クアトロルオーテ・デイ」のステージ上で、自動車ジャーナリストたちに向けて語られたもの。モンテゼーモロ氏は、同誌創業者を追悼して設立された「ジャンニ・マゾッキ賞」を受賞し、そこで7度の世界チャンピオンに輝いたシューマッハについて質問を受けた。

スキー中に頭部に重傷を負ったシューマッハの事故から2年以上が経過したが、モンテゼーモロ氏は次のように語り、明るい兆候が見られなかったことをほのめかした。

「残念だがシューマッハについて良い知らせはない」

「ミハエルは優れたドライバーであったし、個人的にも仕事上でもお互いに長い時間を共に歩んできた。人生というのは実にわからないものだ」

「彼はフェラーリで最も成功したドライバーであり、キャリアの中で大きな事故は1999年の1度しかない。しかし不運なことに、スキー中のたった1度の転倒が深刻な事態を招いてしまった」

シューマッハの家族は、依然として彼の容体についての詳細は公表していないが、回復に向け長い闘いを続けていることを明らかにしている。

昨年末には、彼の個人マネージャーであるザビーネ・ケーム氏が、シューマッハが歩けるようになったとの誤った報道を"無責任"だとして非難した。

ケーム氏は、「このような憶測は無責任。彼の怪我の深刻さから考えて、プライバシーはミハエルにとってとても重要なこと」と語り、「残念なことに、このような無責任な報道が、多くの人々にぬか喜びを与えている」と述べた。


注:この記事は、モータースポーツの最新情報や写真、ビデオをお届けする『Motorsport.com』に掲載されたJonathan Noble記者による記事を転載したもの。

By Motoesport.com
翻訳:日本映像翻訳アカデミー