BMW内部関係者、「i8 スパイダーの市販化は来年以降」と明かす
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BMWは確かに「i8」のコンバーチブル・バージョンを今も開発してはいるが、匿名のBMW内部関係者がオーストラリアの自動車情報メディア『Motoring』に明かしたところによると、どうやらこのオープントップのハイブリッド・スポーツカーが発売されるまでには、少なくともあと1年以上はかかりそうだ。

BMWの内部関係者は、「i8のコンバーチブルも含めて、BMW iモデルの新型車が2016年内に投入される予定はない」と同メディアに語ったという。

「i8 スパイダー」の市販化はまだ先の話になりそうだが、同社がこれをラインナップに加える予定であることは確かだ。別のBMWの某内部関係者は、「今のところi8の売れ行きは申し分なく、(新たな)ラインアップを揃える必要はまったくない」と同メディアに語った上で、「(i8のコンバーチブルについて)確かに開発はしている。ただし、ゆっくりと取り組んでいるところだ。我々がやっていることは、それがすべてじゃないからね」と明かした。米国内におけるi8の販売台数は、2014年には555台だったが、2015には2,265台に跳ね上がった。

BMWがi8のコンバーチブルを最初に思い描いたのは、コンセプトカーとして「i8 スパイダー」を公開した2012年にまで遡る。翌2013年には市販化も近いと報じられたが、実現には至らなかった。そしてつい先日、ラスベガスで開催されていたCES 2016では、i8のドアやルーフを取り払ったオレンジ色の「BMW i ビジョン・フューチャー・インタラクション」(上の写真)を披露。そのオープントップ化されたデザインによって、画面を触れることなく操作が可能なジェスチャー・コントロール機能「エアタッチ(AirTouch)」を見せ付けることができた。

これらBMW内部関係者の主張は、「間もなく市販モデルのi8 スパイダーをお披露目できる」という、昨年12月に聞いたハラルド・クルーガーCEOの話とは完全に異なる。同CEOがデビューの具体的なタイミングについて示したわけではなかったが、少なくとも1年以上も先になるというよりは、もっと早いニュアンスだった。今後の続報に期待しよう。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー