ローマ法王が乗ったフィアット「500L」、たったの(?)約990万円で落札
フィアット「500L」を新車で買うとしたら、トリムによって差はあれど、どこでも2万ドル(約240万円)から2万5,000ドル(約300万円)程度で手に入れられるだろう。だが、今回ご紹介する1台はすでに使用済みの中古車ながら、何と82,000ドル(約985万円)という、新車の希望小売価格の3〜4倍もの値が付けられた。もちろん、ただの中古の500Lではない。昨日ご紹介したように、ローマ法王フランシスコが、昨年の訪米中にフィラデルフィア市中を回る際に使用したクルマなのである。

この500Lは、現在開催中のフィラデルフィア国際オートショーでオークションに掛けられ、会場だけでなく遠方からも19名が入札に参加した。競りは11分間に渡り、最終的に「Chapman Auto Stores」を営むマイケルとケイトのチャップマン夫妻が82,000ドルで落札。米自動車メディア『Automotive News』が報じたロイターの情報によると、この収益はフィラデルフィア大司教区に寄付されるとのことだ。

オークションに出品された500Lは、訪米中に法王が使用した6台のうちの1台。同記事によれば、長年続いてきたローマ法王庁の豪勢な慣習から脱却を図る現法王が、慎ましく燃費の良いフィアットを自らお選びになったそうだ。


By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー