Uberに怒るフランス人タクシードライバーたちが抗議でパリの道路を封鎖
フランス人は食べ物やワイン、そして大規模な抗議行動に長けている。その一例として挙げられるのが、先日起きたスマートフォンアプリを使った配車サービス「Uber」と無認可のタクシードライバーへの抗議だ。タクシードライバーの放火によりパリの主要道路が封鎖される事態に発展した。

英国の公共放送局BBCによると、この抗議に参加したタクシードライバーの数は1,200人におよび、そのうち「少なくとも」20人が「暴行、武器の所持、放火」の容疑で逮捕されたという。1月26日の夜明け前に、タクシードライバーたちは道路にタイヤを置いて火を着けたが、後に消防隊により消し止められた。他のドライバーは幹線道路を行進しようとしたが、催涙ガスを使った警察官により押し戻されとのこと。

タクシードライバーたちを代表するスポークスマンのRachid Boudjema氏は、Uberのドライバーが「税金を払い、ルールを順守しているドライバーたちの生活を壊している」とBBCに語った。この抗議活動は、現在フランスで起きている大規模なストライキの一部で、教師、医療従事者、航空管制官らがストのために仕事を放棄している。

Uberは、世界中のタクシードライバーには決して「人気のサービス」とは言えず、特にフランス人ドライバーには嫌われている。彼らは辛辣な言葉でUberを批判し、少なくとも2度、Uberのクルマを破壊する事件が起きている。一方、フランス政府もUberの幹部を告訴し、労働条件を平等にする方法を模索しているようだ。この問題に関する報道を聞くのは、到底これが最後にはならないだろう。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー