【本日の質問】あなたの誕生年に発売されたクルマでラリーをするとしたら、どれを選ぶ?
ル・マン(Le Man)ならぬ"レモン"(LeMon: lemonはスラングでポンコツ車のこと)24時間耐久レースの主催者で自動車ジャーナリストのニック・ポン氏は、数年前に低予算クラシック・スポーツカー・ラリーの「カリフォルニア・メイレイ(California Melee)」に参加した。その時に思いついたのが、参加者が生まれた年に発売されたクルマで出場することが条件のラリーを開催するというアイデアだ。

ポン氏が生まれたのは第2次オイルショックがピークを迎えた1980年なので、ご存じのようにその前後10年なら多くの素晴らしい選択肢があったはずだ。とは言え、カール・ベンツが1886年に世界で初めて自動車というものを発明して以来、毎年なにかしら優れたクルマが発売されてはいる。

筆者は1966年生まれなので、ポン氏が主催するこのラリーに参加するなら アルファロメオ「ジュリアSS」を選ぶだろう。その姿(上の写真)をご覧いただければ選んだ理由は一目瞭然だ。


もちろん、ジュリアSSを手に入れるにはかなりの大金が必要だ。現実的に考えると、1966年型マーキュリー「コメット・サイクロン」(上の写真)に、428キュービック・インチのエンジンを載せ替えて、4速ギアボックスを搭載すれば、ほぼ4分の1の値段で同じ性能になる。



他に1960年代は「ポルシェ 911」、そしてフォードの初代「マスタング」や「ミニ・クーパー」も面白そうだ。1950年代では「ポルシェ 356」に「シトロエン DS」、ジャガーの「XK」シリーズ、MGの「TD」「TF」あたりなら、比較的タマも見付けやすいだろうか。



1970年代生まれならアルファ ロメオの「ジュリア」系から、資金が潤沢なら「ランチア・ストラトス」「アルピーヌ」などの名車もあるし、日本人であればトヨタの「カローラ」「セリカ」や日産「フェアレディZ」「バイオレット」に乗るのもいいだろう。80年代になればアウディの「クワトロ」を筆頭にグループBのモンスターが(買えれば、そして乗りこなせれば)最高。ダイハツ「シャレード」や三菱「スタリオン」も(手に入れば)渋いかも。90年代生まれの方は、ランチアの「デルタ・インテグラーレ」から始まり、スバル、トヨタ、三菱のグループAマシンと、戦闘力の高い選択肢が豊富だ。



皆さんがこの"誕生年発売車ラリー"に参加するなら、どのクルマを選ぶだろうか?


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー