TVR、新モデルにゴードン・マーレイ氏独自の製造技術「iStream」を用いたカーボンファイバー製シャシーを採用
2006年の経営破綻から間もなく復活を遂げる英国のスポーツカー・メーカー、TVRは、今後10年の間に発表を予定している4つの新型モデルの中で、最初のモデルにゴードン・マーレイ氏独自の製造技術「iStream」を用いたカーボンファイバー構造を採用すると発表した。

「マクラーレン F1」を手掛けた伝説的デザイナー、マーレイ氏の設立したゴードン・マーレイ・デザインと協業するTVRは、カーボンファイバー構造をこれまでの製造方法よりはるかに低いコストで提供できると述べている。そのため、復活してから同社が最初に発表する新型スポーツカーでは、購入者がオプションとしてカーボンファイバー製シャシーを選べるようになるという。さらに、このモデルの早期購入者は、カーボンファイバー製シャシーが標準となる特別モデル「ローンチ・エディション」を選択できる(標準仕様モデルもiStreamによって製造されるが、シャシーは"コンポジット製"になるという)。ちなみに、iStreamによるカーボンファイバー構造は、2015年の東京モーターショーで公開されたヤマハの「スポーツ・ライド・コンセプト」にも使われている。

TVRによれば、この新しいモデルを購入するために、すでに300人以上の顧客が予約金を支払ったという。しかし、これはスタートに過ぎない。同社が目指すのは、今後10年間に新しい4車種を市場に送り出すことなのである。ゴードン・マーレイ氏が設計し、英国の老舗エンジン・メーカーであるコスワースがパワートレインを供給するとなれば、新生TVRの新モデルはその名に相応しいものになると保証されたも同然だ。詳細はプレスリリース(英語)をご覧いただきたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー