アウディ、「e-tron クアトロ」の市販モデルを2018年に生産開始すると発表
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アウディは、「e-tron クワトロ」の市販モデルを2018年からベルギーのブリュッセル工場で生産開始すると発表した。これに搭載するバッテリーも同工場で製造するという。アウディ初の電気自動車クロスオーバーを市場に導入することは、2025年までに米国における販売の20~25%を電気自動車(EV)にするという目標に向けた最初のステップとなる。

アウディは、e-tron クワトロのコンセプトカーを2015年のフランクフルト・モーターショーで発表し、2018年の前半には市販化することを明らかにしていた。その車体には前車軸に1つと後車軸に2つ、合わせて3基の電気モーターを搭載し、合計出力は429hp、ブースト時には最大496hpを発揮する。また同社は、95kWhのバッテリーにより500kmを超える航続距離を確保できるとしており、製品化した際には韓国のLG化学とサムスンSDI製のバッテリーを使用するという契約を結んでいる

では、この市販モデルに「Q6」の名前が付けられるのではないかと言われている。その証拠に、アウディはプレスリリースの中で、"このスポーティなSUVは製品ラインナップの中で、アウディ「Q7」と「Q5」の間にフィットするだろう"と述べている。ただし、昨年11月のLAオートショー開催前に、同社の米国法人、アウディ・オブ・アメリカのスコット・キーオ代表取締役がAutoblogの取材でほのめかしたところによると、市販化時には別の名前になる可能性があるという。

アウディによるe-tron クワトロの開発は、EVをより重視していくとするフォルクスワーゲン・グループの戦略における1つの実例だ。今後は改良が進んだバッテリーにより、「e-ゴルフ」の航続距離が伸びると先日も発表があり、傘下のポルシェ2020年末までにEVセダン「ミッションE」の市販バージョンを発売することが決まっている。フォルクスワーゲンも、今後10年以内に「フェートン」のEVを作る予定だという。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー