新生『トップギア』の司会者クリス・エヴァンスにクルマ酔いの洗礼
英国BBCの人気自動車番組『トップギア』で新司会者となったクリス・エヴァンスは苦労しているようだ。装いを新たにした番組の制作が上手くいっていないと噂されている一方で、共同司会者を務めるドイツ人女性ドライバーのサビーネ・シュミッツの運転するクルマに絶えられる丈夫な胃を持ち合わせていなかったことが分かったのだ。

BBCラジオ2の番組ホストも務めるエヴァンスは、米国カリフォルニア州モントレーのマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで、サビーネ・シュミッツが運転するアウディ「R8 V10プラス」の助手席に乗り、曲がりくねるコースを走行した。ところが、シュミッツの力強いドライビングはエヴァンスに合わなかったようで、昼食を吐いている現場をカメラに収められてしまったのだ。英国のタブロイド紙『The Sun』が公開した複数の写真を見ると、腰をかがめて気分が悪そうにしているエヴァンスの姿が写っている。また、英『Daily Mirror』が撮った写真では、今回の出来事を面白がるスタッフの様子も捉えられている。

ある番組関係者は、「最初から完璧にこなすよう彼に期待するのはフェアではない」と言いつつも、「クルマ酔いする人は『トップギア』の司会者にはなれないと思う」と『The Sun』に語った。

エヴァンスを弁護するわけではないが、同番組の元司会者であるクラークソンハモンドメイがサーキットでクルマに乗ることは珍しく、3人の中にもシュミッツのドライビング技術に見合う者は1人もいなかった。もし彼らが今回のエヴァンスと同じようにシュミッツが運転するクルマに同乗したら、クルマ酔いしないとは言い切れない。

そのほか『トップギア』に関しては、BBC2の管理責任者であるキム・シリングロー氏が同職を辞任したというニュースが注目を集めている。シリングロー氏は、クラークソンが降板したあとの新生『トップギア』制作における中心人物だったが、昨年12月末の『The Sun』の報道によると、同氏は何にでも首を突っ込みたがる"お節介焼き"の評判が高まり、予測不可能なエヴァンスとは対立していたようだ。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー