ホンダの水素燃料電池車「CLARITY FUEL CELL」、米国では今年度末までに月額6万円でリース販売を開始
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水素燃料電池を動力にしたセダン、ホンダ「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル) 」の価格がいくらなら妥当なのか、判断するのは難しい。最も近い車両にはトヨタ「MIRAI(ミライ)」があるが、ミライが4人乗りであるのに対し、クラリティは5名乗車が可能だ。他の燃料電池車と言えば、ヒュンダイ「ツーソンCUV」があるが、これはクロスオーバー車なのでクラリティと直接比較はしづらい。

今月21日、米国で開幕したワシントンD.C.オートショーで、アメリカン・ホンダ・モーターのジョン・メンデル上級副社長は、クラリティFCの希望小売価格が約6万ドル(約713万円)、リースなら"月500ドル(約6万円)以下"を計画しており、カリフォルニア州で販売を開始すると発表した。販売初年度はリース販売のみとなっている。他のホンダ車と同様に、正確な値段は発売に近づくまで公表されないだろうが、それほど大きな変動はないと見ていいだろう(ちなみに日本での消費税込み価格は766万円)。

この価格を同じ水素燃料電池車で比較してみよう。提示されたクラリティの価格はミライとほとんど差がない。ミライは5万7,500ドル(約683万円)で、リースだと月499ドル。ツーソンはリースのみだが、それもまた月499ドルと同等の価格なのだ。ミライとツーソンは水素を無償で提供しているが、今回ホンダからその説明はなかった。だが現在、水素ステーションが設置されているカリフォルニアでもクラリティが利用できるステーションは限られているので、実質無料で水素供給を受けられるようになるかもしれない。実際にクラリティの発売が開始が近づけば、詳細も発表されるだろう(日本でのリース開始は2016年3月予定、米国では2016年末までにリース販売開始)。

なお、ホンダによればクラリティFCのプラットフォームは、2018年までに米国で発売される次世代のプラグイン・ハイブリッド車にも採用される予定だという。詳細は日本の公式サイトにも掲載されているニュースリリースをご覧いただきたい。



By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー