【ビデオ】ロビー・ゴードン、愚かな事故を起こしてダカール・ラリーを最終日にリタイア
モータースポーツにアクシデントはつきものであり、まさにそれ故に、現在製造されるレーシング・マシンの安全基準は大変高く設定されている。しかし、残念ながら先日、ロビー・ゴードンがダカール・ラリー2016をリタイアする原因となった事故を起こした。この事故には、彼のサポート・スタッフが運転する「ハマーH2」も関わっており、こちらはレーシングハーネスもロールケージも装着していなかった。ビデオをご覧いただければお分かりになると思うが、これは完全に防ぐことのできた事故である。

レース開催地アルゼンチンからの報道によると、ダカール最終第13ステージを走破したゴードンは、競技車両の「HSTゴルディーニ」で公道を走っており、例年通りトロフィーの授与式が行われ、シャンパンをかけ合って祝福し合う予定となっている会場へ向かっていた。その途中、サポートカーに乗っていた彼のクルーが、ゴードンにボトル数本入りの紙袋を窓越しに手渡そうとしたのだ。約130km/hで走行中にである。良からぬことが起こるとは思わなかったのだろうか?

そして、その良からぬことが起きてしまった。ゴードンのマシンがサポートカーに接近を何度も試みた挙げ句に接触し、かなり大きな事故になったのだ。しかも、事故が起きた瞬間、サポートカーのスタッフは手に瓶をさげて、窓から半身を乗り出していた。この事故で2人の負傷者が出たとのことだが、幸い命に別状はないそうだ。

ゴードンが、もしリタイアしていなければ、記録が何位になったのかは定かではない。いずれにせよ、このような運転走行は明らかにやってはいけない愚かな行動である。ちなみに、ロビー・ゴードンが関係しているオフロード・ラリーでの事故はこれが初めてではなく、2015年のバハ500で起きた事故では観客1人が負傷した。今回のダカールにおける事故は、現在捜査中とのことである。




by Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー