【北米国際自動車ショー2016】米国版Autoblog編集者が選ぶ「このショーで発表されたクルマ」ベスト5!
北米国際自動車ショー(NAIAS)のような自動車ショーは他にないだろう。1月のデトロイトには楽しいことなんてないように思える。しかし誓って言うが、NAIASはとてつもなくエキサイティングなイベントだ。ずらりと並んだ超ホットなクルマほど、この寒い時期に見る者を温めてくれるものはないだろう。

今年のNAIASは昨年ほど豪華なものではなかった。そもそも、新型「フォード GT」が彗星のごとく現れた、昨年の同自動車ショーと比較するのは難しい。しかし、今年のNAIASで我々が目にしたのは、米国の自動車メーカーから大々的にデビューしたクルマが多かった。昨年と同様に、我々の選んだクルマ第1位は米国の自動車メーカーのものだ。

しかし、我々は勝者だけを褒めちぎるつもりはない。NAIASで米国版Autoblog編集者が最も気に入ったクルマ、ベスト5をご紹介しよう。

第5位 新型リンカーン「コンチネンタル」

<GREG MIGLIOREのコメント>
ついに市販モデルが公開された新型リンカーン「コンチネンタル」は本当にエレンガントだ。見れば見るほど、その魅力に引き込まれる。コンチネンタルには荘重さがある。

第4位 ビュイック「アヴィスタ」コンセプト

<CHRIS BRUCEのコメント>
ビュイックは2年連続で他のどの自動車メーカーよりも美しいコンセプトカーをこのデトロイトで発表している。いま私が願うのは、ビュイックがこの素晴らしく魅力的なクルマを量産化してくれることだ。「アヴニール」や「アヴィスタ」のようなスタイリッシュなクルマがビュイックのラインナップに入るのを見たいものだ。

第3位 新型レクサス「LC500」

<ALEX KIERSTEINのコメント>
このクルマは自動車産業の行く末に対するどんな皮肉な言葉も解毒してしまう作用がある。「LC500」はクラシカルなプロポーションと、レトロでも真似でもない美しさを備えており、実際に見た中で最も刺激的なクルマの1つだ。運転しても素晴らしいに違いない。全てを兼ね揃えた1台と言えるだろう。

第2位 新型ボルボ「S90」

<STEVEN EWINGのコメント>
このクルマは最高だ。高校時代の教師が「美はシンプルさに宿る」といつも言っていたが、このボルボ「S90」ほど、その言葉を証明しているクルマはないだろう。人によってはシンプル過ぎると思うかもしれない部分も、実際はゴージャスだ。この大型セダンが公道を走る姿を見るのが待ち遠しい。

第1位 新型クライスラー「パシフィカ ハイブリッド」

<SEBASTIAN BLANCOのコメント>
疑う余地なく、このプラグインハイブリッドは今年のNAIASで傑出していた。ミニバンはただ人々を輸送する乗り物だと思われているのが常で、ほとんどの人が家や学校、仕事、ヴァイオリン教室などを行き来するために使用している。もし、それぞれの家族がガソリンを消費することなく、そのほとんど、もしくは全ての用事を行うことができたら、ガソリン価格が下がっているこの時代でさえも、それはとてつもなく有益である。

投票結果

投票に際して、各編集者は25点を持ち点に、1台につき10点を最高として採点し、お気に入りのクルマトップ5を選んだ。上位5台それぞれの点は以下の通り。

・クライスラー「パシフィカ」:54点
・ボルボ「S90」:38点
・レクサス「LC500」:37点
・ビュイック「アヴィスタ」:35点
・リンカーン「コンチネンタル」:13点

ご覧の通り、今回はクライスラー「パシフィカ」の圧勝となっているが、2位~4位まではかなりの接戦だったようだ。

等外賞

トップ5以外にも、今年のNAIASでは数多くの注目度の高いクルマがデビューした。人気を集めたその他のクルマを獲得ポイントと共にご紹介しよう。

・新型BMW「M2」:11点
・日産「タイタン・ウォリアーコンセプト」:11点
・新型ホンダ「リッジライン」:11点
・フォルクスワーゲン「ティグアンGTEアクティブコンセプト」:9点
・VLFオートモティブ「フォース1」:7点
・新型フォード「F-150 SVTラプター スーパークルー」:5点
・アウディ「h-tronクアトロ・コンセプト」:5点
・新型フォード「フュージョン スポーツ」:3点
・新型シボレー「クルーズ ハッチバック」:3点
・新型インフィニティ「Q60」:2点
・新型メルセデス・ベンツ「Eクラス」:2点
・起亜「テルライド」コンセプト:1点

By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー