北米マツダ、本社をアーバインの最高層ビルに移転
マツダが北米統括拠点の本社を移転するそうだ。とはいえ、特に遠方に移動するわけではない。実際のところ、スタッフの職場環境向上、施設拡張を目的としてカリフォルニア州アーバイン内で別の施設に移るというのだ。

マツダの米国における現地法人であるマツダ・ノースアメリカン・オペレーションズ(北米マツダ)は、2017年2月に本社をスペクトラム・センター(右の写真は完成予想図)に移転すると発表した。オレンジ郡で最も高い21階建てのオフィスビルだ。同社はその5階分を使用し、合計で約9,500平方メートルのワークスペースを確保する。また、ロビーの半分をクルマの展示スペースとして活用し、ネーミング・ライツ(命名権)を得た同社の社名がビルの外壁最上部に掲げられる。ペイ・コブ・フリード&パートナーズが設計したこの施設は、各階床から天井まで約3メートルの全面ガラス張りで、360度視界がさえぎられることなく展望できる。

北米マツダは1970年から1987年までカリフォルニア州コンプトンに本社を置いていたが、その後、現在の755 Irvine Center Drive(上の写真)に移転。このマツダ専用の施設は5階建てで、建設当時アーバインで一番高い建物だった。

自動車メーカーの北米拠点移転に関しては、最新のマツダ以外にもいくつかのメーカーから発表があった。トヨタはテキサス州へ移り、スバルはニュージャージー州カムデンへ。ロータスはミシガン州アナーバー、ダイムラーはミシガン州ファーミントン・ヒルズ、メルセデス・ベンツはジョージア州アトランタ(最近ポルシェも移転した)だ。キャデラックはデトロイトのGMルネッサンスセンターからニューヨークの新施設へ移ったばかりだ。

ヒュンダイ起亜アストンマーティンもアーバインに現地法人の拠点がある。また、ホンダとトヨタ(移転計画はあるが)はカリフォルニア州トーランスのクルマで一時間弱の距離にある。三菱はカリフォルニア州サイプレスに拠点を置いている。イスズスズキは既に北米で乗用車の販売はしていないが、今でも南カリフォルニアに拠点がある。イスズはアナハイム、スズキはブレアで、いずれもロサンゼルスの南部にある町だ。日産とスバルもカリフォルニア周辺に拠点を設けており、テネシー、ニュージャージーに本部がある。

北米マツダの移転に関するプレスリリースはこちら

まあ、それだけでは日本の皆さんにはあまり興味がない話かも知れないので、ついでにラグナセカを走るミアータ(ロードスター)の動画をどうぞ。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー