【北米国際自動車ショー2016】初のPHVミニバン、新型クライスラー「パシフィカ ハイブリッド」
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新型クライスラー「パシフィカ ハイブリッド」は、史上初のハイブリッド・ミニバンだ(日本版編集者注:我が国で販売されている「ノア」「ヴォクシー」「アルファード」「フリード」「セレナ」などは、米国人の言う"ミニバン"セグメントに入らないようです)。なぜ、今まで誰も考えつかなかったのだろうか? クライスラーは、電気モーターの推進力が加わったこのファミリーカーについて、ガソリン等価換算燃費を非常に優秀な80MPGe(約34.0km/L)、EV走行での航続距離を30マイル(約48km)と見込んでいる。

その素晴らしい数値を可能にするのが、パシフィカ ハイブリッドに搭載された3.6リッター「ペンタスター」V6エンジンの新バージョンだ。燃費性能を向上させるためにアトキンソン・サイクルを採用し、電気モーターと協調する。エネルギーを供給する16kWhのリチウムイオンバッテリーは、2列目の座席の床下に配置されている。このプラグイン・ハイブリッドモデルは今年の後半に発売される予定だが、クライスラーは現在のところ、その最高出力を248hpと推定している(今回同時に発表された非ハイブリッドの「パシフィカ」は287hp)。フル充電にかかる時間は、240ボルト電源ならわずか2時間だという。

運転席ドア前方の充電ポートとホイールデザインの違いを除けば、パシフィカ ハイブリッドは前述のガソリン・エンジン仕様モデルと同じように見える。もっとも、これだけ魅力的なスタイリングのミニバンは他にあまりないので、同じように見えることは悪くない。インテリアも似ているが、PHVではバッテリーがあるため2列目の座席を床下に収納することができなくなった。しかし、3列目の座席は折り畳んでフラットにすることができる。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー