バッテリー交換ステーションを利用できるGogoroの電動スクーター
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1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催されたCES 2016のパナソニックのブースでは、バッテリーを動力源とする2台の乗り物が出展された。1台はテスラ「モデルS」だが、同車のバッテリーパックはパナソニック製の円筒形リチウムイオン電池「18650」が使用されているので納得だ。もう1台はGogoroの電動スクーターで、こちらも18650型の電池が使われている。

この「スマートスクーター プラス」は、昨年のCESに出展された「スマートスクーター」のアップデートバージョン。パナソニック・ブースのスタッフがAutoblogGreenに語ったところによると、Gogoroが昨年8月に台湾でスマートスクーターを発売して以来、すでに4,000台が売れているという。最も興味深いのは、台北などの主要都市に設置されている約140カ所のステーションでバッテリーを交換できる点だ。ギャラリーの写真をご覧いただくと分かるように、各専用の棚に8~16個のバッテリーが用意されており、スクーターは最大2個のバッテリーを交換すれば即座にリチャージが完了。手順もシートを持ち上げて満充電されたバッテリーを入れるだけでよく、1個の大きさは小さなスイカ程度だ(ただし形は四角)。Gogoroは今回のCES 2016で2種類の家庭用充電器も発表したものの(一晩で充電する標準充電器と、"数時間"で充電できる急速充電器)、同社としては、一般向けの交換ステーションをぜひ活用してほしいと考えているようだ。

Gogoroは現在、米国でのスマートスクーター販売に向けて準備を進めており、前述のスタッフによれば年内の発売が見込まれているという。場所や時期、価格などはまだ明かされていないが、大都市から発売されるのは間違いないだろう。このスクーターは欧州でも販売される計画で、最初の市場はアムステルダムになる予定だ。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー