2015年も間もなく終わり。もうすぐ2016年がやってくる。というわけで、我々Autoblog編集部では、お馴染みのモーター・ジャーナリストの 方々を招いて忘年会を開催し、皆さんがお仕事を忘れて楽しまれているところを狙って、いきなり次の3つの質問をぶつけてみた。

1. 今年、もっとも良かったクルマ。
2. 今年、残念だったクルマ。
3. 来年、自動車業界に期待すること。


6人目として女性ジャーナリストのサトウマキさんにも、お得意とするオートバイとそのトレンドについてお訊きした。



・今年、もっとも良かったバイク

ドゥカティスクランブラー。速いとか遅いとかではなく、バイク乗りなりのスタイルをトータル的に提案してくれるバイクがやっと出たなという気がします。気軽にも乗れるし、レーシィにも乗れるし、色々な可能性があるから、ちょっと面白いなと思っています。いまネオ・クラシックというジャンルが流行り始めていて、ドゥカティだけでなくトライアンフとか、色々なところが出している。

乗ってみると、やっぱりレトロな感じなんですか?

そんなことないです。ドゥカティにしては乗りやすいですし。そうは言ってもちゃんとしたドゥカティのバイクに乗っているという鼓動感が、ちょっと扱いにくさも感じさせるところもあるので、面白さは凄くあると思います。来年はまた400ccのスクランブラーが出るので、それもまた楽しみ。

400のスクランブラーが出たら、もっとファッションで乗る人とかにも売れそうですね。

そうなんですよ。いま、原宿あたりを見てもモタ車(モタード)とかに乗る人がすごく多くて、お洒落な人がそれをグラフィックで遊んだりして。だからバイクでも、走るのを楽しむんじゃなくて、生活の一部として楽しむというのが、今後の新しいトレンドになるのかなと。今まで国産車でそういうバイクってなかったので、さすがイタリア車だなという、その辺りも含めたトータルでスクランブラーを選びました。





・今年、残念だったバイク

それほど多くの新車に乗ったわけではないので、そこまで残念、というモデルは特になかったかな。



・2016年の二輪車業界に期待すること

小排気量の日本の道にあったバイクというのがすごく出てきているので、その辺で若年層を取り入れられるんじゃないかなとすごく期待しています。250ccを中心に、さっき言いました400ccのスクランブラーとか、あとカワサキも125ccのスクーターじゃないファンバイクみたいなものを出していて、すごく面白いなと思っていますね。あとは、これも先ほどお話ししたネオ・クラシックという、速く走る方向ではなくて、バイクを弄ったりとか、カッコ良くバイクに乗るスタイルとか、そういうところにファッションから入って来た人たちもいるから、もっと拡大してくれないかなと思います。バイクがスポーツじゃなくて、カルチャーとしてまた見られ始めているかなって。それが嬉しいなって。ちょっと期待させられますよね。




(聞き手・文責:Hirokazu Kusakabe)